タイトルをクリックすると、下の詳細レポートにとびます。
2022年4月〜8月の研修会等のレポートは、こちら
2022年9月〜2023年1月の研修会等のレポートは、こちら
2023年8月〜の研修会等の予定とレポートは、こちら
《90》 |
一般社団法人 国際心理支援協会 Biblio(ビブリオ) 講師 |
日 時 |
2月3日(金)11時〜17時 |
場 所 |
トライアンフ四ツ谷(東京新宿区) |
内 容 |
「システムズアプローチ入門」というタイトルで動画撮影
|
参加者 | 国際心理支援スタッフ 2名。 |
メ モ |
このBiblioとは、いろいろとお付き合いのある国際心理支援協会が提供している「心理支援に関する研修動画配信サブスクリプションサービス」。昨年の5月にも「アドラー心理学」について撮影したのですが、今回は「システムズアプローチ」についての動画撮影でした。スタッフと動画内容を相談しながら少しずつ撮影をしていきましたが、一方的にカメラに向かってお話しするのは、やはり疲れますね〜。最後は協会代表の浅井さんと対談しましたが、それが一番楽しかったですね(笑)。
|
《91》 |
SYプラクティス主催 オープンダイアローグ体験の会2023冬 コーディネーター |
日 時 |
2月5日(日)9時半〜12時半 |
場 所 |
Zoomによるオンライン開催 |
内 容 |
講義「オープンダイアローグについて」「リフレクティングについて」 演習「リフレクティング・ワーク」
|
参加者 | スクールカウンセラー・小児科医・特別支援学校教諭・大学院生など 8名。 |
メ モ |
この「オープンダイアローグ体験の会」も季節ごとに開催して今回で15回目。毎回参加者に恵まれて(リピーターの方も多くて)とても助かっていますね。今回もワークでは「良い対話」ができたと思えましたね。今回も参加者から届いた感想をお示ししますね。このような感想をいただくと「また次回も開催しよう!」という勇気をもらえますね!
話す時間と聞く時間をしっかり分けるという経験をしたことがないので、今回その体験ができ、イメージがつかめました。また本日を振り返ると、教えて頂いた垂直方向の対話と思いながらも、自分の興味本位に自分自身が進んでしまったように思えています。今後もう少しそこを意識したいと思いました。 どなたかが「違うチームの話に混ざりたくなった」と発言されていましたが、この感覚がクライエントに感じてもらいたいことなんだと認識しました。リフレクティングをまだまだ勉強したいと思っています。
充実した時間でした。みんなで対話の波を作り、対話のお盆でサーフィンしてきた気分です。岸に上がってきたら、スッと心身統一されていた心境でした。こういう体験を数多く味わいたいです。愛と勇気があれば仲間はできると(笑)
今日も良い学び(包丁研ぎ)が出来ました。2か月ぶりの参加で、メンバーを見ると初めてお会いする人が多かったので、ドキドキしました。 前回までの復習もしなかったので、パワポ資料を見ながら初めて見る感覚と前回とちょっと違うよねと思いました。 リフレクティングトークでは、皆さんの中のそれぞれの世界観にちょっと入る・・・そこにいる感覚を感じて、自分が昔体験したことと、繋がってきたこと、共有できた嬉しさ、自分のありのままで受け止められる心地よさを体験出来ました。皆様に感謝申し上げます。
今回だけ2度目となりますが、やはり、心が温くなるといいますか、居心地の良さを感じ、もっと浸かっていたいという気持ちになりました。みんなの波にまざりたい、まーぜーて、というような、子供のような気持ちになりました。 世間話とは違う、今ここで感じ取ることを、みんなが語り、それに耳を傾けると、それぞれの感性の違いが浮き出てきて、人によって違う感覚を持つのが楽しいなぁと思いました。 また、ぼんやりとしていたものが、みんなが多彩な感性のもとに、このように捉えた、と感想を述べて頂き、ぼんやりした思いが輪郭を伴ってクリアになって行ったのは、驚きでした。マンパワーと言いますか、人の持つ力を感じました。 オープンダイアローグで対話を行うと、この世界で生きていきたいと思うのは私だけでしょうか。 またぜひ、参加させて頂きたいです。
|
《92》 |
SYプラクティス主催 オープンダイアローグ練習の集い2023冬 コーディネーター |
日 時 |
2月11日(日)9時半〜16時 |
場 所 |
Zoomによるオンライン開催 |
内 容 |
講義「オープンダイアローグについて」「リフレクティングについて」 演習「家族ロール作り」「ロールプレイによるオープンダイアローグ・ワーク」
|
参加者 | スクールカウンセラー・小児科医・内科医・医療ソーシャルワーカーなど 8名。 |
メ モ |
この「オープンダイアローグ練習の集い」も季節ごとに開催して今回で7回目。やはり毎回参加者に恵まれて(リピーターの方も多くて)とても助かっていますね。今回も「良い対話」がなされたのではないでしょうか。研修終了後に参加者から届いた感想を以下にお示ししますね。
●本日も日常生活から解放される時間を過ごさせていただきました。 午前中はリラックスした形で楽しいリフレクティング、午後はロールプレイで若干の緊張感がありつつも実践的で学びの多い内容でした。 業務でイレギュラーなことが起きると、余裕がなくなって内閉イメージの意識が欠けがちになってしまいますが、あせるときほど、一呼吸置いて「対話という⼤きな川の流れ」に⾝を任せるように乗っていくイメージを意識するようにしたいと思います。 ●ジッと考えて聴く人、積極的に関心を示して応答する人、チームで漏れなく肩入れしていくこと、セラピストチームのメンバー個々の役割や役割切換が成熟してくると、高い次元のミーティングを旅することができるのかもしれない。そんな風に感じられる会でした。聞くこと・話すことを分け、考えること・観ること・感じることを大切にする取り組みを、続けていきたいと思いました。 ●他の方の話の聞き方、話し方、お盆にのせすぎないこと、リフレクティングのタイミング等、本当に充実した学びの深い1日となりました。 また、憶測で話すことが、一瞬で相手の胸に刺さり、本当に言葉も息も止まってしまうという体験が出来たこと、とても貴重な体験が出来有りがたかったです。 こういった体験が出来るのも、安心安全の場で、対話が出来るからだと思います。 私も、何気なくやってしまうこと。自分の憶測は、モノローグ。気をつけなければと、気持ちだけでなく体感からも深く思いました。。相手の言葉をそのまま返す、自分の意見は横に置くことの大切さをしみじみ痛感しました。実践を繰り返し行い、もっと学びを深めたいです。 また、参加させていただきたいと思います。 本当に、ありがとうございました。
|
《93》 |
国際心理支援協会主催 オープンダイアローグ基礎トレーニング・コース トレーナー |
日 時 |
2月18日(土)〜19(日)いずれも10時〜18時 |
場 所 |
対面とZoomによるオンラインとのハイブリット開催 対面は、国際心理支援協会大阪本部内の会議室(大阪市北区) |
内 容 |
「ダイアローグの時間」 演習「ロールプレイによるオープンダイアローグの練習」「リフレクティングについて」 「Family of origin の時間」など
|
参加者 | オープンダイアローグ基礎トレーニング・コース2022-2023を受講している方 約40名。 |
メ モ |
この国際心理支援協会が主催する「オープンダイアローグ基礎トレーニングコース」のトレーナーとしての参加も今回が2回目。前回はオンラインのみの開催でしたが、今回はハイブリットによる2日間の開催。私は大阪に行っての参加でした。 2日間とも「ダイアローグの時間」という1時間〜1時間半のセッションから始まりましたが、そこで「今日の予定に関しての事務連絡」をしたり、参加者が今、自分の心の中に浮かんでいることを自由に話したりする、ゆったりとした時間をとっていました。これは本場フィンランドのトレーニング・コースでも採用されている方法だそうで、なかなか良い方法ですね。前回はオンラインで体験した「Famiy of origin」も今回はハイブリットで体験させてもらいましたが、やっぱりオープンダイアローグのトレーナーになるのみならず、心理臨床家にとっても大切なことをトレーニングする良い方法だと思いましたね。このトレーニング・コースに参加させていただくだけでも、とても勉強になりますね。
|
《94》 |
(株)BowLスタッフ研修会 講師 |
日 時 |
2月22日(水)15時半〜19時 2月23日(木祝)9時〜18時半 |
場 所 |
(株)BowL (沖縄県浦添市)
|
内 容 |
スタッフ・ミーティング。スタッフのカウンセリング体験。 講義「臨床心理学的子育て論」など
|
参加者 | (株)BowLスタッフ 9名。 |
メ モ |
2日間にわたって、(株)BowLのスタッフのための研修を対面で行うため、沖縄に行ってきました。昨年の8月以来の沖縄訪問でしたが、残念ながら天気は曇り(時々雨)という沖縄の冬らしい気候で、お天気に恵まれなかったのは残念でした。 1日目の22日は、毎月オンラインでやっているスタッフ・ミーティングを行い、対応の難しい研修生についての情報共有と対策について話し合いました。その後、翌日の23日にわたってスタッフのカウンセリング体験として「八巻と1時間、時間をとってカウンセリング体験をする」というワークを行いました。これは駒澤大学大学院の授業でも行っている方法で、「カウンセリングを行う者は、カウンセリング体験をすべし(例えて言うと、ラーメン屋になるならラーメンを食べるべし)」」というコンセプトの元、私のカウンセリングを受けていただくという方法。このBowLのスタッフにもやってもらおうということで行いました。さすが意識の高いスタッフが揃っていることもあって、カウンセリングを受けたスタッフは皆、自らの公私に関わらずの問題・課題について(例えば、どのようにスーパーバイズを行うか、夫への対応について、妹夫婦にどう関わるかなど)しっかりと語るようにカウンセリングに臨んでいましたね。 |
《95》 |
ゆうメンタルクリニック心理士研修会 講師 |
日 時 |
2月27日(月)12時〜16時 |
場 所 |
上野広小路会館 地下1階会議室(東京都台東区上野)+大阪院からオンライン
|
内 容 |
講義&演習「カウンセリングにおける関係作りの基本」
|
参加者 | ゆうメンタルクリニックに勤務する心理士 約40名。 |
メ モ |
「ゆうメンタルクリニック」は東京や大阪に9ヶ所の分院を持つ大手の精神科クリニック。名前は以前から聞いたことがあったのですが、今回縁あって、そこに勤務する心理士を対象にしたカウンセリング研修を担当しました。 オンラインも含めて多くの心理士の方が参加くださいました。「クライエントとの関係作り」という基本的な内容をという要望だったので、理屈は少なめにして、ワークを中心に組み立てました。また「八巻のデモンストレーションを〜」というリクエストもあったので、後半はスタッフの方がロールを作って私のカウンセリングを受けるというロールプレイによるデモンストレーションを25分間行いました。(ゆうメンタルクリニックのカウンセリングが25分とのことだったので)参加者からは「自分の面接を振り返る機会ができてよかった」などの声がありました。このような基礎的なトレーニングは定期的に必要ですね。 |
《96》 |
日本個人心理学会 第3回大会 ワークショップ 講師 |
日 時 |
3月4日(土)13時〜17時 |
場 所 |
東洋学園大学3階1301教室(東京都文京区)+オンライン ハイブリット
|
内 容 |
講義&演習「アドラー心理学入門:日々のより良き実践のために」 立教大学の箕口雅博先生とのW講師
|
参加者 | 個人心理学会員など 約17名。 |
メ モ |
この日本個人心理学会の学術大会も3回目。今回は対面も取り入れたハイブリット方式で開催されました。立教大学の箕口先生とは、他の学会の自主シンポではご一緒したことがあったのですが、ワークショップは初めて。4時間のワークショップで前半は私がメインで「基本前提」と「勇気」について講義とワーク、後半は箕口先生がメインで「勇気づけ」についての講義とワークという構成にしてみました。他の先生の講義の仕方やワークの持っていき方を見る機会はとても勉強になりましたね。 |
《97》 |
日本個人心理学会 第3回大会 自主シンポジウム 企画者・話題提供者 |
日 時 |
3月5日(日)9時半〜12時 |
場 所 |
東洋学園大学3階1303教室(東京都文京区)
|
内 容 |
自主シンポジウム「現代におけるアドラー心理学の教育現場における貢献」 他、話題提供者3名
|
参加者 | 個人心理学会員など 約12名。 |
メ モ |
この日本個人心理学会の学術大会は、昨日がワークショップ、2日目が一般演題やシンポジウムで、私はこの学会では初となる自主シンポ時有無を開催してみました。こちらは対面のみの開催。シンポジストは、教育相談員、高校教師、スクールカウンセラーと私、大学教員という教育領域での違う職種の方々にお声をかけて、「現代の教育現場へのアドラー心理学の貢献」について、それぞれ発表してもらいました。時間はたっぷり(150分!)取ったのですが、シンポジウムというのはやはり結果的に時間が足りなくなりますよね〜。でもそれぞれ良い話題提供でしたし、フロアからの質問も活発に出て、私もとても勉強になりました。 |
《98》 |
三鷹市総合教育相談室 グループ・スーパービジョン スーパーバイザー |
日 時 |
3月6日(月)13時〜15時 |
場 所 |
三鷹市総合教育相談室 会議室(東京都三鷹市)
|
内 容 |
事例検討
|
参加者 | 三鷹市総合教育相談室 相談員 4名。 |
メ モ |
この時期の恒例の三鷹市の教育相談室の事例検討会に講師として参加。もう5年くらい続いているでしょうか。メンバーもほぼ同じで事例検討しているので、リラックスした雰囲気でできるのは良いですね。今回も皆さんからもいろいろな意見が出てきて、実のある事例検討ができたように思います。来年度から何と相談員が倍増とのこと。その点について、どのような配慮をしていくかという検討も最後は行いました。 |
《99》 |
立川市教育支援課 事例検討会 講師 |
日 時 |
3月10日(金)14時半〜16時半 |
場 所 |
RISURUホール 5階 研修室(東京都立川市)
|
内 容 |
事例検討
|
参加者 | 立川市教育相談室 相談員+ 立川市教育支援課の課長と係長 計10名。 |
メ モ |
立川市の教育相談室の事例検討会に講師として参加。こちらも3年ぶりでしょうか。相談員も半数以上の方が入れ替わり、だいぶ雰囲気は変わっていましたね。親子平行面接による事例を検討しましたが、合同面接の可能性も論じられたりして、なかなか面白い議論になりましたね。2時間があっという間でした。 |
《100》 |
ブリーフ・セラピー研究会 主催 オンライン講座 講師 |
日 時 |
3月12日(金)13時〜18時 |
場 所 |
オンライン(Zoom)開催
|
内 容 |
講義&演習「システムズアプローチとアドラー心理学」
|
参加者 | 研究会会員など、56名。 |
メ モ |
約20年ぶりにブリーフ・セラピー研究会の講師を担当。以前はブリーフ・コーチング研究会という名前でしたか。築地の公民館で(もちろん対面で)やったことを思い出しますね。懐かしいな〜 今回はオンライン開催。研究会の代表の山口さんが、昨年行われた、私と坂本真佐哉先生(神戸樟蔭女学院大学)と浅井伸彦先生(国際心理支援協会)と3人でやったシンポジウムに参加して、その3人を研究会でぜひ講師にと、打診されて実現したもの。 今後、5月には坂本先生が「システムズアプローチとナラティヴセラピー」、7月には浅井先生が「システムズアプローチとオープンダイアローグ」というお題で研修をする予定。システムズアプローチと言えば、東豊先生(龍谷大学)ということで、1月に「システムズアプローチの哲学」というお題で既にこの研究会でオンライン研修済み。今回はその「システムズアプローチ」シリーズの流れの第2回という感じでした。 このような面白いオンライン研修のシリーズに参加できるということで、気合を入れて(?)研修の準備をしました。結果は〜まあ、及第点はつけられたかな。最初から最後までずっと参加してくださった東先生からも「わかりやすかった〜」という言葉もいただけましたし、臨床・実践思想をセラピストが持つことの重要性も、多くの参加者の皆さんに伝えられたように思いますね。 研修後の20時半からはオンライン懇親会が開催されましたが、ここにも東先生が参加してくださって、他の参加者の皆さんと共にいろいろな話で、22時近くまで盛り上がりました〜。楽しい充実した半日でしたね〜。 |
《101》 |
(株)BowLスタッフ サポートミーティング コーディネーター |
日 時 |
3月15日(水)15時半〜17時半 |
場 所 |
オンライン(Zoom)開催
|
内 容 |
オープンダイアローグ形式によるスタッフ・ミーティング
|
参加者 | BowLスタッフ 9名。 |
メ モ |
先月は沖縄に訪問して対面で行った(株)BowLのスタッフ研修でしたが、今回からまたオンラインに。スタッフの一人から八巻に自分の家族のことで相談してみたいということで、スタッフと私の対話から始まりました。そのスタッフと私が50分近く会話し、その後、参加しているスタッフを2つのグループに分けてリフレクティングを行いました。リフレクティングではさすがメンバーからいろいろなアイディアが出てくる出てくる。リフレクティングそのものが、最初に話してくれたスタッフをエンカレッジメントする感じになっていきましたね。 いや〜あらためて、このBowLという組織が共同体感覚に溢れたものになっているんだな〜と実感しましたね! このような組織の学びの場に関われてとても嬉しいですね〜。 ミーティング後の打ち合わせで、また来年度も毎月オンライン研修、そして年に2回ほど沖縄で対面の研修が担当できそうで、こちらも嬉しいですね!
当日の詳しい様子はこちら(BowLのホームページより)をご覧ください。 |
《102》 |
大東文化大第一高等学校 出張模擬授業 講師 |
日 時 |
3月17日(金)10時〜10時50分 |
場 所 |
大東文化大学 板橋キャンパス 1号館3階 教場
|
内 容
|
模擬授業「人間関係を考える心理学入門」
|
参加者 | 大東文化大学第一高等学校1年・2年生 112名。 |
メ モ |
久しぶりの出張模擬授業。今回は板橋区にある大東文化大学第一高等学校にお邪魔しました。初めてきましたが、高校と大学が同じキャンパスの中にあるところなんですね。大学の大教場を使って、高校1〜2年生にアドラー心理学の入門編を講義してきました。まあ〜2名ほど寝ている生徒はいましたが(笑)、ほとんどの生徒は熱心に聞いていたように思えましたね。高校生に良い刺激になってくれたら嬉しいですね。 |
《103》 |
MeeetU主催「オープンダイアローグ」講座 講師 |
日 時 |
3月17日(金)19時半〜20時20分 |
場 所 |
オンライン(Zoom)による開催
|
内 容
|
講座「フィンランド発!オープンダイアローグが教えてくれる心地よい対話のコツ」
|
参加者 | 一般の方 7名。 |
メ モ |
今回のMeeetUの講座は、国際心理支援協会代表の浅井伸彦氏とW講師でオープンダイアローグの体験的講座でした。浅井氏と事前に打合せて臨みましたが、なんせオンラインで、誰が入ってくるかわからない状態。いろいろな事態でも対応できるよう、気持ちはセラピストのスタンスでしたね。(まあ〜講師のスタンスとそんな大きな違いはないと考える方ですが〜笑) 講座の中では、参加者のお一人が(勇気を持って)自分のちょっとした悩みをお話ししてくださって、それを受けて私と浅井氏がリフレクティング・トークを5分ほど行い、その後参加している皆さんにコメントもらうという流れでした。対話の流れは「雑談」の難しさ・面白さという話題に広がって、私にとっては面白かったのですが、お話ししてくださった方も含めて、参加した方々にとってどうだったでしょうか? このオンラインによる「居場所」的なオープンダイアローグ実践は、今後もいろいろとプログラムを試行錯誤しながら続けることになりそう。来月も頑張ろうっと! |
《104》 |
MeeetU主催「アドラー心理学のお稽古」講座 講師 |
日 時 |
3月31日(金)19時半〜20時20分 |
場 所 |
オンライン(Zoom)による開催
|
内 容
|
講座「アドラー心理学のお稽古:目的論で考えるということ」
|
参加者 | 一般の方 15名。 |
メ モ |
今回のMeeetUの講座は、「アドラー心理学のお稽古」シリーズの始まり。色々と準備して臨みましたが、やはりどのような方が参加するかわからないオンライン講座は難しいですね。最初の25分くらいを講義して、いざブレイクアウトルームで小グループで話し合いしようとしたところ、ほとんどの方がビデオはオフのまま。中には声出しもできないという方もいました。(車の運転中のためとのこと〜!) このMeeetUというオンライン講座に参加する方は、当初の予定の体験や学びの当事者の方も参加してくださっていますが、中には一方的に聞きながら(ラジオのリスナーのように)参加したいという方もいるのだな〜ということがやっとわかってきました。 そうであれば、MeeetUの講座では、ブレイクアウトルームは使用しない方が良いですね。もっとチャットを利用する形にプログラムを変更していく必要がありそう。4月以降も講座は予定しているので、考えていこうっと! |
《1》 |
(株)BowLスタッフ サポートミーティング コーディネーター |
日 時 |
4月11日(火)15時半〜17時半 |
場 所 |
オンライン(Zoom)開催
|
内 容 |
オープンダイアローグ形式によるスタッフ・ミーティング
|
参加者 | BowLスタッフ 7名。 |
メ モ |
月1回恒例の(株)BowLのスタッフ研修。今年度は初めてでしたね。一人のスタッフからケースを提示してもらいながら、リフレクティングを繰り返しながら、オープンダイアローグ的に事例検討を進めていくというスタイルを今回も行なっていきました。もうスタッフはすっかりリフレクティングに離れて、それを繰り返すことで、ケースに対してのいろいろなアイディアが生まれてくる感じ。もうこのやり方は事例検討の王道と言っても良いかもしれませんね! |
《2》 |
SYプラクティス主催 オンライン・レクチャー2023春 司会進行役 |
日 時 |
4月16日(日)10時〜12時 |
場 所 |
オンライン(Zoom)開催
|
内 容 |
竹内成彦先生(心の相談室With代表)による講義:「性格は変えられるのか?」の謎を解き明かします。
|
参加者 | 一般の方 9名。 |
メ モ |
今回の「オンライン・レクチャー」は、名古屋でカウンセリング開業を長年やられている竹内成彦先生に「性格心理学」についてお話しいただきました。 参加者は9名と多くはなかったのですが、竹内先生のパワポを使った丁寧な講義のおかげで、講義後の質疑応答では、(私も含めて)活発に質問が出てきました。それらに対して竹内先生がやはりとても丁寧に説明してくださるので、「生まれつき性格(=気質)」についての理解が深まったように思えました。 私も人として・心理師として、この「生まれつき性格」については、もっと学んでいきたいと強く思いました。ぜひ本だけでなく、竹内先生の講座(キャラ診断講座)を受講したいと思いましたね。まだまだ学びは必要ですね〜! |
《3》 |
MeeetU主催「オープンダイアローグによる対話体験の集い」講座 講師 |
日 時 |
4月21日(金)19時半〜20時20分 |
場 所 |
オンライン(Zoom)による開催
|
内 容
|
講座「オープンダイアローグによる対話体験の集い」 浅井伸彦氏(国際心理支援協会)とのW講師
|
参加者 | 一般の方 8名。 |
メ モ |
今回のMeeetUの講座は、「オープンダイアローグ」による対話交流シリーズの始まり。オンライン講座の対策を色々と準備して臨みました。50分という開催時間枠の中で、理論的な説明は無しにして、いかにオープンダイアローグ的な「対話体験」をしてもらうか、またこのMeeetUに参加される方の特徴として「顔出ししない」方が多いというこれまでの傾向を考えて、顔出ししなくても参加可能なプログラムにするなど、今までのMeeetU経験から考えられることをやってみました。 少ない参加者の中で、「今ここでお話ししたいこと」を話していただく方を募ったところ、お一人の方が手をあげてくださいました。ありがたかったですね〜。30分ほど、リフレクティングも含めて対話の時間を取りましたが、結果的には、自分の手応えとして「まずはこれでいいかな?」と思えましたね。全体的にほぼ予定通りに進行して行きましたし、終了後の参加者アンケートも、何名かの方からまずまず良い評価をいただけたようです。 うん、来月もこんな感じでやっていこうと思いましたね。 |
《4》 |
岩手県総合教育センター長期研修生のための研修 講師 |
日 時 |
4月28日(金)9時半〜11時 |
場 所 |
オンライン(Zoom)による開催
|
内 容
|
オリエンテーション:自己紹介。ミニ講義「クライエントとのより良い関係を作るには」
|
参加者 | 2023年度 岩手県総合教育センター教育相談部門 長期研修生3名+センター指導主事2名。 |
メ モ |
今年度も岩手県総合教育センターの長期研修生の担当が始まりました。今回はその1回目。オリエンテーション。お互いの自己紹介から始まり、その後ミニ講義を行いました。今年度は予算の関係で、この長期研修生への対面の研修は1回のみ。でも、そこでカウンセリングをいかに学んでもらうか、色々と試してみたいと思います。 |
《5》 |
MeeetU主催「アドラー心理学のお稽古:全体論」 講師 |
日 時 |
4月28日(金)19時半〜20時20分 |
場 所 |
オンライン(Zoom)による開催
|
内 容
|
講義「アドラー心理学のお稽古〜全体論というものの見方」 チャットによる質疑応答。
|
参加者 | 一般の方 15名。 |
メ モ |
MeeetUの「アドラー心理学の稽古」シリーズ、今回は基本前提の「全体論」を取り上げて講義しました。3月にあった個人心理学会でも大会テーマが「全体論」だったこともあり、そこで得た知見も盛り込みながら講義のためのパワーポイント作りました。途中2回ほどちょっとしたワークも入れてみましたが、講義だけで50分近くずっと話すより、メリハリがついた感じでよかったかな。講義後の質問もチャットでいくつか出たのもよかったですね。 |
《6》 |
SYプラクティス主催「オープンダイアローグ体験の会2023春」 コーディネーター |
日 時 |
4月30日(日)9時半〜12時半 |
場 所 |
オンライン(Zoom)による開催
|
内 容
|
講義「オープンダイアローグについて」「リフレクティングについて」 演習「リスニング・ワーク」「リフレクティングのワーク」
|
参加者 | スクールカウンセラー・小児科医・元学校教員・フリーランスの方など 7名。 |
メ モ |
恒例の(?)「オープンダイアローグ体験の会」。今回も様々な職種の方が参加してくださいました。人が違うと対話の流れも変わるんだな〜と改めて感じましたね。以下に頂いた参加者からの感想をお示しします。
今日は、対話を続けることによって、グループの雰囲気が変化していくのを感じました。 雰囲気というのは実に抽象的で伝えにくいものですが、みんなの言葉が、柔らかく感覚的なものになったり、話のペースや流れがゆったりとていくのを感じました。 特にそれが、リフレクティングを挟んだ後、というのが面白いなと思いました。話すことから一歩引き、聴く側になることで、すっと意識が引き、感じたり気づいたりしたのだろうかと、オープンダイアローグの面白さを、本日も体感いたしました。またぜひ、よろしくお願いいたします。
参加地域や職業など、様々なバックグラウンドを持つ参加者が集まり、明確なゴールがない中で対話をするというのは、私にとって、貴重な経験になりました。 オープンダイアローグにかなり精通されているなと思う方もいて、その方々の纏っている空気感や、言葉の選び方に感動することもあり、とても勉強になりました。 大きな波に乗るという感覚を大切にしつつ、でも、その時その時に出てきたメンバーの考えや意見などに対して、どう自分が感じたのかということにも目を向けることが、実際にやってみると、とても複雑で難しいことを実感しました。
私自身は、自分の 発した言葉を受け止めてもらったと感じる場面が多かったのですが、 果たして 他のメンバーのことをどれだけ受け止められたかというと 、正直自信がないです。 複数のメンバーの発言に対して応答することは、こんなにも難しいのかと思いましたし、場数を踏むしかないかなとも感じました。 「あ、今この人は、何か 話したそうだな」とか、「何か発言しようとしているのかな? 」という微妙なニュアンスや、空気を掴むことが、オンラインだと難しいと思ったのも、気付きでした。 順番を決めずに、話したい人がその都度、話すのがいいのか、それとも 順番をなんとなく決めて、 順番が回ってきたら話すということにした方がいいのか、少し悩む場面もありました。
何度か、 話を聞く側の「姿勢や態度」 というキーワードが出てきたと思うのですが、 全員が対等になるということにこだわるよりも、まずは、この面接は居心地がいいな、とか、結論はともかく、何か自分の言いたいことは話せてスッキリしたな 、と互いに思える空間作りを目指すことの方が良いのかな・・・と思ったりしました。
RTにおける4つのルールの①「Here & Now」自分の「内的イメージ」を捉えてそれについて語るということが難しいと思いました。いつの間にかそれまでの会話と直接関係ない知識、経験、などを語ってしまっていたように思います。 (中略) その場で生じていることを尊重することって意外に難しいのだなと思いました。更に興味を持ったので今後も学びを深めていきたいと思いました。
気がついたら随分喋っていたなぁと。 聴いていたつもりが、いつしか自分も夢中で対話していました。 対話の火付け、最大の要所であり最初の難所なのかもしれませんね。 人と場とタイミングと、それらの織りなす一期一会により、決まった正解はないのかも、けどそれが醍醐味! そんなふうに思いました。
心理療法を専門でやっていない自分でもわかりやすく、かつ実際のワークをできるような機会だったのでとても楽しかったです。 基本は学んだつもりでしたが、最初のスライドでもあらためて「ただ良質な対話をすること」の大切さを再認識しました。
またリフレクティングワークは「ただお互いひたすらリフレクティングをする」というワークでしたが、このやり方は誰が主体でもなくてみんなの意識の矢印が場に向けられているように感じました。それがみんなの頭をほぐし良い場が生まれたのかなぁという印象です。リフレクティングワークは個人的にもどこかで試してみたいなと思っています。
|
《7》 |
日本個人心理学会主催「第12回 会員の集い」 話題提供者 |
日 時 |
5月7日(日)13時〜15時 |
場 所 |
オンライン(Zoom)による開催
|
内 容
|
講義「論文作成のススメ:論文執筆の作法と書き方のコツ」 浅井健史先生とともに話題提供「論文を書く『勇気』 その展開の仕方」
|
参加者 | 個人心理学会会員 23名。 |
メ モ |
個人心理学会の「会員の集い」で話題提供をしました。2019年から年に3〜4回オンライン開催を続けている集いですが、今回12回目のテーマは「論文作成のススメ」。個人心理学会(Jsip)の会員に向けて学会誌である「個人心理学研究」に論文を投稿する「勇気」を高めようとJsipの研修委員長でもある浅井健史先生と一緒に話題提供しました。 浅井先生は論文を書く作法や論文の種類について総論的なお話しをして、私は普段の論文の書き方である「ブリコラージュ的論文の書き方」を1つの論文作成のプロセスを描きながらお話ししました。(今回は結構準備に苦労しましたね〜。自分のやっていることを振り返る良い機会になりました!) GWの最終日にもかかわらず、20名以上の方が参加してくださったのは嬉しかったですね〜。この機会に、少しでも論文投稿数が増えていくことを願いつつ。 |
《8》 |
(株)BowLスタッフ・ミーティング コーディネーター |
日 時 |
5月9日(火)15時半〜17時半 |
場 所 |
オンライン(Zoom)による開催
|
内 容
|
2つのケースについて、オープンダイアローグ的な事例検討
|
参加者 | BowLスタッフ 12名。 |
メ モ |
毎月恒例のBowLのスタッフ・ミーティング。今回はBowLを利用している「研修生」の中で、休みがちになって、連絡が取りにくくなるという共通項を持った方2名(AさんとBさん)を取り上げて、ケース検討を行いました。途中リフレクティングを入れてみましたが、リフレクティングにおけるスタッフの会話が、少し評論的・解釈的に感じられたので、私の方から「このZoomミーティングをAさんがみていると思ってリフレクティングしてみてください」と指示を出してみました。そうすると少し何かが変わったように思えましたね。そこからAさんやBさんの特性を想像してみるような意見が多くなったかな。はっきりとした結論は出ないけれど、2つのケースの今後の支援につながる事例検討ができたように思えましたね。 |
《9》 |
MeeetU主催講座 コーディネーター |
日 時 |
5月9日(火)19時半〜20時20分 |
場 所 |
オンライン(Zoom)による開催
|
内 容
|
講座「オープンダイアローグによる対話体験の集い」 参加者とのオープンダイアローグ体験。
|
参加者 | 一般の方7名。国際心理支援協会代表の浅井伸彦氏。 |
メ モ |
先月から毎月恒例になったMeeetU講座の1つ「オープンダイアローグによる体験の集い」。今回も国際心理支援協会代表の浅井氏とセラピストチームを作って、参加された方の中からお一人が「今、ここで話してみたいこと」というお題で、3人によるオープンダイアローグを30分間行いました。30分の中でリフレクティングは2回ほど行うことができました。リフレクティングの中では「体の声を聴く」「バカンスの期間を決める」などの言葉が生まれてきて、それがダイアローグに参加された方に少し響いたように思えましたね。リフレクティングから生まれる言葉はすごいですね〜! 最後の10分ほどは、参加者全員から感想や意見、コメントなどをいただきましたが、概ね良い感じのコメントや感想がいただけたかな。このオンライン講座も少しずつ改善しながら続けていきたいですね。 |
《10》 |
岩手県総合教育センター主催「いじめを予防する学級集団づくり研修講座」 講師 |
日 時 |
5月16日(火)10時半〜16時半 |
場 所 |
岩手県総合教育センター4階 大会議室 (岩手県花巻市)
|
内 容
|
講義&演習「いじめ問題に教員ができること①-アドラー心理学的取り組み方-」 「いじめ問題に教員ができること②-いじめ被害児童生徒へのケア-」
|
参加者 | 岩手県内の小学・中学・高校の教員 87名。 |
メ モ |
毎年この時期に行われる岩手県内の教員対象の「いじめ予防のための講座」。今年で5年連続となりました。研修資料も年々少しずつブラッシュアップしながら準備していますが、今回も昨年のパワポをベースにしながら、いくつか改善して準備作成しました。 新幹線を降りて、新緑が眩しい田畑の中、タクシーでセンターに向かいました。岩手は今の時期はとても気持ちの良い季節ですね。 講座は昼休憩挟んで約5時間という長丁場なので、いつものように3〜4人のグループを作って、講義とグループ討議を織り交ぜて展開していきました。いや〜いつも以上に参加者の皆さん熱心にグループ討議に臨んでいたように思えましたね。私もその雰囲気に乗るように、気持ちよくお話しすることができました。 岩手県総合教育センターのお仕事は、この講座から本格始動。再来週もまた岩手に来る予定。楽しみですね〜!
写真下 左側から)大会議室の前の部分。グループ討議をしている時にパチリ。講師控え室から見える新緑の風景。 |
《11》 |
国際心理支援協会主催「オープンダイアローグ基礎トレーニング・コース」ファシリテーター |
日 時 |
5月20日(土)と 21日(日)10時〜18時 |
場 所 |
MEDI心理カウンセリング東京 カウンセリング・ルーム(渋谷区代々木) 一部の方はオンライン(Zoom)参加
|
内 容
|
「オープニング」「原家族ワーク Family of Origin」「クロージング」
|
参加者 | OD基礎トレーニング・コース第2期(2022-2023)を申し込まれた約40名。 |
メ モ |
この国際心理支援協会が主催する「オープンダイアローグ基礎トレーニングコース」のトレーナー&ファシリテーターとしての参加は今回で3回目。今回は国際心理支援協会の東京事務所でハイブリットによる2日間の開催。 2日間とも前回同様「ダイアローグの時間」という約1時間のセッションから始まり、そこで「今日の予定に関しての事務連絡」をしたり、参加者が今、自分の心の中に浮かんでいることを自由に話したりする、ゆったりとした時間をとっていましたね。このような時間は、日常から非日常にシフトするとても良い方法ですね。この時間があるおかげで、参加者はこの後のワークに気持ちを整えて望むことができたように思いました。 「原家族ワーク」では、前回と違ったまた新たな方が、自分の親やその祖先を辿る「ジェノグラム」というものを作って説明していただくというもの。今回もさまざまな自分のルーツを辿ることによる感動的なプレゼンがありましたね。 ただ、あまりにもその内容(コンテンツ)に参加者が引き込まれてしまって、本来は注目しなければいけない先祖からの流れや引き継いでいるものなど(コンテクスト)を見落としてしまうという感じが見られたので、その点は1日目の最後のクロージングの時間に指摘しました。あらためて「過去を遡る」ことの難しさを感じましたね。でもセラピストとしてとても大切なトレーニングになっていると思います。私のオンライン研修でも取り入れてみようかな。 |
《12》 |
国際心理支援協会MeeetU主催「アドラー心理学のお稽古」講師 |
日 時 |
5月26日(金)19時半〜20時20分 |
場 所 |
オンライン(Zoom)による開催
|
内 容
|
講義「アドラー心理学のお稽古〜主体論(=個人の主体性)の考え方を採用すると〜」と質疑応答。
|
参加者 | MeeetUに申し込んだ方 14名。 |
メ モ |
国際心理支援協会が主催するオンライン講座MeeetUの「アドラー心理学のお稽古」シリーズ。今回はアドラー心理学の基本前提(これが揃わなければアドラー心理学と言えない理論)5つの中の「主体論(=個人の主体性あるいは自己決定性)」を取り上げました。 講座の準備の段階で「主体的に生きるってなんだろう?」という問いが生まれてきて、いろいろな文献を調べながら考えていったところ、アドラー心理学の「優越性の追求(人は無意識レベルでより良くなりたいと思っていること)」と結びついて、「主体的に生きる=優越性の追求により近づくように生きる」のではないかという考えに至りました。この考えをパワポでまとめて、ワークも「転生質問」を挟んでみましたが、まあまあ一つの形になったかな。 この「お稽古シリーズ」は私のアドラーの理論のブラッシュアップにもなって良いですね〜。来月は「対人関係論」を取り上げる予定。またしっかり準備をしていこうっと! |
《13》 |
令和5年度 秋田県新任生活保護担当職員基礎研修会 講師 |
日 時 |
5月30日(火)9時半〜16時半 |
場 所 |
秋田県社会福祉会館 10階 大会議室
|
内 容
|
講義&演習「ケースワーカーのストレスマネジメント」「面接技術の基本」。
|
参加者 | 秋田県内の生活保護担当の新任ケースワーカー 29名。 |
メ モ |
この時期恒例の秋田県内の生活保護新任ケースワーカーの研修会の講師を担当しました。数えてみると、もう10年連続しての担当となりました。いや〜あっという間の10年間ですね。 この研修は、いつもは大学新卒の方が生活保護の担当になることが多いせいか、これまで参加者は圧倒的に20代が多かったのですが、今回は上は49歳から下は22歳まで幅広い年齢層でした。そのせいか、落ち着いた雰囲気でした。翌日は岩手県での研修が続いていたので、無理をせず、この日は秋田のホテルに泊まり、翌日の朝に岩手に移動することにしました。体力的にはこの計画でよかったですね。 |
《14》 |
岩手県総合教育センター長期研修生のための研修(第2回) 講師 |
日 時 |
5月31日(水)10時〜16時15分 |
場 所 |
岩手県総合教育センター 研修室 (岩手県花巻市)
|
内 容
|
講義&演習「この2ヶ月を振り返って」など。
|
参加者 | 岩手県総合教育センター長期研修生4名。+指導主事2名。 |
メ モ |
今年度2回目の長期研修生のための研修。対面では初めてでした。まだ長研生の顔と名前が一致していなかったので、しっかりと一人一人自己紹介を「この2ヶ月を振り返って」+「自分の現在の課題」などというテーマとともに行い、それに対する参加者からの質問も募りました。このような「自己紹介ワーク」はゆったりとした時間が流れて、かつ一人一人の個性がわかるというメリットがあって、ずっとこの長研生のための研修では取り入れています。 今回も指導担当の主事からは「一人一人の考えや価値観がわかってよかったです」と言っていただけて、よかったですね。また何回か今後、長研生とは一緒に研修やSVの機会がありそうなので、楽しみですね。 |
《15》 |
岩手県総合教育センター「沿岸相談室」スーパーバイザー |
日 時 |
6月1日(木)〜2日(金) |
場 所 |
岩手県立高田高等学校 会議室 (岩手県陸前高田市)
|
内 容
|
生徒へのカウンセリング+教師へコンサルテーションなど。
|
参加者 | 高田高校の生徒4名。+高田高校教員4名。 |
メ モ |
今年度1回目の「沿岸相談室」。今回は陸前高田市の高田高校にお邪魔しました。この「沿岸相談室」への参加も今年度で5年目になりますか。高田高校はほぼ毎年訪問していますが、良い意味で個性的な生徒さんが多い印象。今回も一人一人が将来をよく考えている主体的な生徒さんが多かったですね。やはりセンター主事とリフレクティングを時々挟みながらオープンダイアローグ的なカウンセリングを行いましたが、皆さん笑顔になって帰っていかれましたね。今年度もまた色々な高校生と出会えるのが楽しみです。 |
《16》 |
SYプラクティス主催「オープンダイアローグ練習の集い2023春」コーディネーター |
日 時 |
6月4日(日)9時半〜16時半 |
場 所 |
オンライン(Zoom)開催
|
内 容
|
講義「オープンダイアローグについて・リフレクティングについて」 演習「リフレクティング・ワーク」「ロールプレイによるオープンダイアローグのワーク」など。
|
参加者 | スクールカウンセラー・ソーシャルワーカー・小児科医など 6名。 |
メ モ |
今年2回目の「オープンダイアローグ練習の集い」。今回は6名の参加でした。この「集い」はオープンダイアローグの研修を何回か受けている方が対象なので、今回も精鋭メンバー(?)が参加して下さいました。今回の研修も参加された皆さんにとって、良き対話の練習になったんだな〜と思える感想をいくつかいただきました。以下にお示ししますね。
“練習”というよりまさに“体感”の集いでしたね。充実感でいっぱいです。 こんなに実りが多い分、これから整理する中でインナーダイアローグが起こるんだろうなと。 本当に今日ご一緒させて頂いた仲間に感謝!!です。
まず今日は6名でしたが、人数としては、ベストな感じがしました。 とても贅沢ですが、セラピスト側が4名になると、 リフレクティングが長くなるな~というのを実感しました。 3名はしっくりきました。
事前のリフレクティングの練習では、思いがけない話ができて、自分が今かかえていることに気づくことができただけでなく、垂直思考と水平思考の整理をすることができたのはとても大きかったです。 また、垂直思考のきっかけになるのが自分にとっては時間の制約がとても大きいというのを改めて体感できたのも、大きな気づきでした。
ロールプレイではクライアント側の時は、なりきりつつも、 今回は全体を俯瞰する視点を持てていたのが、ちょっと不思議な体験でした。 クライアントでありつつ、セラピスト側がこう動いてくれるかななどと、考えていて、 良い乖離症状のような感じを味わっていました。
セラピスト側では、向けられたマイナスの感情へどう対するかという、 現場ではよくある場面ですが、ODとして行うというのは初めての試みで 謝罪のリフレクティングであったり、現実的な対応と気持ちを受け止めることのバランスであったり、 なかなか珍しい体験ができました。 一人ではしんどい状況ですが、3人それぞれの立場でかかわることで、 非常に楽に対応できたと思います。
今日も充実した研修をありがとうございました。 アンガーマネジメントに通じるRFのタイミングや効果、RFのお盆の内容が気持ちに寄り添うものだけでなく、具体的な解決法などの提案も可能であることを体験できたのは大きな学びでした。 集まったメンバーと学びの場を作っていただいた先生に感謝いたします。 また、最後は資料を頂いただけになりましたが、「対話実践の12の要素」は是非先生の講義を聴きたいと思いました。明日から再び荒波の外洋へちょっと漕ぎ出してみようかな、と勇気を頂いた気がいたします。 ありがとうございました。
まずは、八巻先生が醸し出す雰囲気がとても心地よく、参加者の皆さんも温かく、緊張せずに過ごすことができました。午前中のワークでは、対等な関係について深い対話ができ、垂直にならざるを得ない場面でも「オープンになれば良い」という言葉がスッと入ってきました。 オープンダイアローグは人との対話を通して、自分と向き合うことが多く、そこにも魅力を感じています。 また、今回初めて学んだ「お盆に乗せすぎないよう調整する」ことは、クライアントの立場に立つ一つの重要事項だと感じました。 午後は人生初のオープンダイアローグのロールプレイを体験し、支援のためのオープンダイアローグのイメージを掴むことができました。 過去に失敗したクレーム対応が、オープンダイアローグではどうなのか、ロールプレイで体験することができました。 リフレクティングでの誠意ある言葉や謝罪がとても有効だと感じ、オープンダイアローグの可能性がさらに広がりました。 それにしても、何度もこの集いに参加されている方々の演技力(笑)、リフレクティング力(タイミングを含む)が素晴らしすぎました! オープンダイアローグの魅力と面白さ、そして奥深さをさらに感じさせていただいた濃厚な1日となりました。 |
《17》 《19》 |
埼玉未来大学(西部学園・東部学園)ライフデザイン科講座 講師 |
日 時 |
6月8日(木)と9日(金) いずれも10時15分〜11時45分 |
場 所 |
西部学園は、ウェスタ川越 多目的ホール(埼玉県川越市) 東部学園は、春日部市民文化会館 大ホール(埼玉県春日部市)
|
内 容
|
講義&演習「人生の処方箋〜アドラー心理学の実践」
|
参加者 | 西部学園は約130名。東武学園は約50名。いずれも埼玉未来大学の受講生。 |
メ モ |
2日続けて埼玉未来大学の講座を担当しました。昨年も担当した埼玉未来大学ですが、講座の方の参加者は、60歳以上の人生のベテランの方々ばかり。そのような方対象のアドラー心理学の切り口を準備しました。まあ昨年同様、いくつか笑いも取れましたし、全体的に落ち着いて話せましたね。準備したパワーポイントのボリュームは多いかな〜と思ったのですが、流すところはサラッと流して、強調したいところはゆっくり・しっかり話すというメリハリをつけていったら、ほぼ時間通りに進行できました。参加者も熱心に聞いて+ワークをして下さいました。 このようなシニア世代の生涯学習を提供するいわゆる「公民館的な講座」で、アドラー心理学を伝えることは、とても重要な仕事だと思っているので、このような機会がさらに増えるといいですね。嬉しいことに未来大学であと1回、今度は熊谷市でお話しする予定。楽しみです。 |
《18》 |
MeeetU主催講座 コーディネーター |
日 時 |
6月8日(木)19時半〜20時20分 |
場 所 |
オンライン(Zoom)による開催
|
内 容
|
講座「オープンダイアローグによる対話体験の集い」 参加者とのオープンダイアローグ体験。 国際心理支援協会代表の浅井伸彦氏とダブル講師。
|
参加者 | 一般の方10名。 |
メ モ |
毎月開催が恒例になったMeeetU講座の1つ「オープンダイアローグによる体験の集い」。今回も国際心理支援協会代表の浅井氏とセラピストチームを作って、参加された方の中からお一人が「今、ここで話してみたいこと」というお題で、3人によるオープンダイアローグを30分間行いました。
|
《20》 |
やまき心理臨床オフィス・スタッフ事例検討会 コメンテーター |
日 時 |
6月10日(土)17時〜19時 |
場 所 |
やまき心理臨床オフィス 1階多目的室(東京都立川市)
|
内 容
|
事例検討会
|
参加者 | やまき心理臨床オフィスのスタッフ 6名。 |
メ モ |
以前私が代表を勤めていた「やまき心理臨床オフィス」からオフィス内部で事例検討会をするのでコメントしてほしいという嬉しい依頼を受けて参加しました。私を含めて7名という人数で、一人一人が発言するには適度な規模。 そして参加者は皆、臨床経験をしっかり持った中堅の臨床心理士・公認心理師ばかり。緩やかな雰囲気の中、参加者それぞれが対等な雰囲気の中、とても良い事例検討ができたように思えましたね。終了後は5名で立川の居酒屋で懇親会。こちらも楽しかったですね〜。またこのような機会ができるといいな〜 |
《21》 |
令和5年度 岩手県高等学校教育研究会 教育相談部会 講演 講師 |
日 時 |
6月13日(火)13時〜15時 |
場 所 |
岩手県立盛岡第二高等学校 白梅ホール(岩手県盛岡市)
|
内 容
|
講演「個ではなく関係を見ていくということ〜アドラー心理学とブリーフセラピーの発想」
|
参加者 | 岩手県内の高校教員 約70名。 |
メ モ |
岩手県内の高校の先生方による教育相談の研究会で講演をさせていただきました。盛岡駅からゆっくりと30分くらい歩いて講演会場の盛岡第二高等学校へ。盛岡市には何度も行ったことがありますが、二高がある盛岡市上ノ橋町は初めて歩きました。蔵があったりとても雰囲気のある街でしたね。 講演そのものは、講義とグループ討議を織り交ぜながら、アドラー心理学とオープンダイアローグの考え方とそれに基づいた実践例をお話ししました。高校現場で教育相談担当の先生方ばかりの参加者なので、オープンダイアローグ的カウンセリングのあり方に興味や関心を持ってもらえると嬉しいですね。 |
《22》 |
(株)BowLスタッフ・ミーティング コーディネーター |
日 時 |
6月20日(火)15時半〜17時半 |
場 所 |
オンライン(Zoom)開催
|
内 容
|
BowLに長く関わっている研修生とBowLスタッフとともにオープンダイアローグ・ミーティング
|
参加者 | BowLスタッフ12名+研修生1名。 |
メ モ |
毎月恒例のBowLスタッフ・ミーティング。今回は新たに長らくBowLに通っている研修生の方が1名参加してくださって、その方を主役にしてのオープンダイアローグ・ミーティングを行いました。スタッフの人数が多かったため、2つのグループに分けて途中リフレクティングを1回行えました。人数が多かったせいか、少しリフレクティングで情報量が多かったようで、研修生の方は少しどのコメントに李コメントするか迷いがあったようでした。90分のオープンダイアローグ・ミーティングの後、スタッフのみで振り返りを行いましたが、今後このようなミーティングをやっていく上での注意点や改善点などが話されました。まだまだ工夫が必要ですね。 |
《23》 |
埼玉未来大学(北部学園)ライフデザイン科講座 講師 |
日 時 |
6月21日(水)13時〜14時30分 |
場 所 |
熊谷市立勤労会館 大ホール(埼玉県熊谷市)
|
内 容
|
講義&演習「人生の処方箋〜アドラー心理学の実践」
|
参加者 | 北部学園は約80名。埼玉未来大学の受講生。 |
メ モ |
埼玉未来大学の講座、今回は北部学園を担当しました。埼玉県熊谷市には初めて来たのですが、「ラグビーの街」なんですね。駅にはラガーマンのポスターがたくさん貼っていました。熊谷駅近くの老舗の鰻屋「廣川」で昼食をとってから会場へ向かいました。(ちなみにこの「廣川」の創業は、天保初期1830年頃とのこと。約180年の歴史ですか〜。確かに落ち着きのある雰囲気で、うなぎもとても美味しい良いお店でした〜!) いざ会場に着くと、参加者皆でストレッチ体操をやっていました。この未来大学では、今年は3か所で講座を担当しましたが、参加者の皆さんとても和やかなムードで、まさに「お仲間同志」になっている感じ。講義とワークも楽しんで参加してくださる方が多くて、とても教えがいがありますね。良い気分で会場を後にできました。 |
《24》 |
国際心理支援協会MeeetU主催「アドラー心理学のお稽古」講師 |
日 時 |
6月21日(水)19時半〜20時20分 |
場 所 |
オンライン(Zoom)による開催
|
内 容
|
講義「アドラー心理学のお稽古〜対人関係論の考えを日常に取り入れる」と質疑応答。
|
参加者 | MeeetUに申し込んだ方 16名。 |
メ モ |
国際心理支援協会が主催するオンライン講座MeeetUの「アドラー心理学のお稽古」シリーズ。今回はアドラー心理学の基本前提(これが揃わなければアドラー心理学と言えない理論)5つの中の「対人関係論」を取り上げました。今回はアドラーの「対人関係論」の中でも特に「課題の分離・課題の分担」について少し詳しく取り上げて、少しだけワークもやってみました。最後のチャットによる質問や感想も3つほど出て、それにお答えして終了となりました。 このMeeetUの講座もだいぶ慣れてきましたが、あらためて講師としてはラジオのDJのような感じで臨めば良いのかなと思うようになりましたね。やはり今回も途中から入室する方も多くて、もうブレイクアウト・ルームを使うのはやめて、講義(お話)とちょっとした個人ワークの構成でやっていこうと決めました。また来月もありますので、この線で準備していこうっと! |
《25》 |
国際心理支援協会 主催「オープンダイアローグ基礎トレーニングコース」コーディネーター |
日 時 |
6月24日(土)〜25(日)いずれも10時〜18時 |
場 所 |
オンライン(Zoom)による開催
|
内 容
|
オープンダイアローグの実践報告、オープンダイアローグによるロールプレイなど。それらに対するスーパービジョンと質疑応答。
|
参加者 | トレーニングコース受講生 約40名。 |
メ モ |
国際心理支援協会が主催する「オープンダイアローグの基礎トレーニングコース」今回はオンラインでの開催でした。このコースでは、全員がオープンダイアローグによるロールプレイや実践について発表し、SVを受けるという条件になっていて、そのSVの1回目。この2日間で6組の方が発表してくださいました。とりあえずスーパーバイザー役になっている私でしたが、私自身もとても勉強になるセッションばかりでしたね。このSVセッションは8月と12月も続く予定。楽しみですね。 |
《26》 |
秋田県社会福祉協議会 主催「新任査察指導員基礎研修」講師 |
日 時 |
6月28日(水)9時半〜15時半 |
場 所 |
秋田県社会福祉協議会館 7階 研修室
|
内 容
|
演習「自己紹介ワーク」「聖域なき質疑応答」
|
参加者 | 今年度から秋田県内の生活保護の査察指導員になった方 8名。 |
メ モ |
秋田県の生活保護の査察指導員のための研修講師を担当して今年で10年目。今回も定番の「自己紹介ワーク」と「聖域なき質疑応答」のワークを行いました。今回の参加者は男性のみ。だからというわけではありませんが、いつも以上にざっくばらんにお話ししてくださったように思えましたね。大学院ゼミの雰囲気でした。 |
《27》 |
神奈川県立神奈川総合高等学校 出張模擬授業 講師 |
日 時 |
6月29日(木)15時〜15時50分 |
場 所 |
神奈川県立神奈川総合高等学校 8階多目的室
|
内 容
|
講義「アドラー心理学入門」
|
参加者 | 神奈川総合高校1〜2年生 約30名。 |
メ モ |
この時期恒例の「出張模擬授業」。今回は東横線「東白楽駅」近くにある神奈川総合高校にお邪魔しました。結構広い高校で、模擬授業の会場も結構急な階段教室。ちょっと暑かったですが、生徒さんたちは熱心に聞いてくれました。 |
《28》 |
保護観察官 中等科研修 講師 |
日 時 |
6月30日(金)14時40分〜16時40分 |
場 所 |
中浦安総合センター研修室(千葉県浦安市)
|
内 容
|
講義&演習「家族への対応〜家族療法のものの見方・振る舞い方」
|
参加者 | 全国の保護観察所に勤務する保護観察官経験1年目の職員 約70名。 |
メ モ |
この保護観察官の中等研修とは、全国の保護観察官として勤務1年目の方を対象とした研修のようで、年齢的にも20代から40代くらいの方まで幅広い参加者でした。テーマは「家族への対応」ということで、家族療法の考え方として「水平的思考」と「関係重視の考え方」、家族療法の振る舞い方として「ジョイニング」について講義とちょっとだけワークを行いました。会場の都合で参加人数の割には狭めの研修室で、さらに暑い中、参加者の皆さん熱心に聞いておられました。 |
《29》 |
岩手県総合教育センター「沿岸相談室」スーパーバイザー |
日 時 |
7月10日(月)〜11日(火) |
場 所 |
岩手県久慈市内の2つの高校
|
内 容
|
教師へのコンサルテーション。生徒へのオープンダイアローグによるカウンセリング。
|
参加者 | 久慈市内の高校教師2名。高校生3名。 |
メ モ |
恒例の「沿岸相談室」、今回は岩手県の北部沿岸の久慈市内の高校2校を訪問しました。 |
《30》 |
東京家庭裁判所立川支部調査官自庁研修 講師 |
日 時 |
7月14日(金)13時10分〜16時10分 |
場 所 |
東京家庭裁判所立川支部 7階研修室
|
内 容
|
講義&演習「調査面接における面接技法を高め・実践する」
|
参加者 | 東京家庭裁判所立川支部に所属する家裁調査官 23名。 |
メ モ |
昨年の10月以来の東京家庭裁判所立川支部での研修。今回の研修は10月の研修の続編というリクエストで企画されました。ただ4月に入れ替わりがあり、昨年10月の研修を受けている方は約半分。まあ、転勤が多い家裁調査官ですから想定内ですね。まずは10月の研修の簡単なおさらい(水平的な関係を作ること)を講義とワークを通して行い、その上で、「水平的な関係を作った上での垂直的な介入」として様々な質問技法のワークを体験してもらいました。あえて事例を扱わずに日常的なテーマをお題にしたので、参加者にとっては新鮮だったかもしれませんね。 |
《31》 |
MeeetU講座「オープンダイアローグによる対話体験の集い 7月」コーディネーター |
日 時 |
7月18日(金)19時30分〜20時20分 |
場 所 |
Zoomによる開催
|
内 容
|
講義&演習「オープンダイアローグの対話体験」
|
参加者 | MeeetU登録者 5名。 |
メ モ |
もう毎月の恒例になっているMeeetUの講座。今回も参加者の中からお一人を募って「オープンダイアローグ」の体験をしていただきました。 |
《32》 |
SYプラクティス主催「オープンダイアローグ体験の会2023夏」コーディネーター |
日 時 |
7月23日(日)9時30分〜12時30分 |
場 所 |
Zoomによる開催
|
内 容
|
講義&演習「オープンダイアローグについて」「リフレクティングについて」「リスニング・ワーク」「リフレクティングのワーク」など。
|
参加者 | 家裁調査官、大学院生、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント、など 8名。 |
メ モ |
この「オープンダイアローグ体験の会」は毎季節ごとに開催していますが、毎回様々な職種の方が参加してくださるのが特徴。今回もそうでした。心理職とは限らない方が、オープンダイアローグの可能性を感じて参加してくださるので、私もその可能性が広がるように講義やワークでの配慮を心がけています。今回も特に最後のリフレクティング・ワークでは、まさに対話空間が広がった感じ。8月にもこの会は(メンバーを変えて)あるので、さらに工夫を重ねていこうと思えました。以下の参加者の感想をお示ししますね。
今回のワークでは、メンバーとの対話をすることで、自分の中での対話も促進され、それにより、さらに他者との対話が生じるという相乗効果のようなものが生じていたように感じます。私は、今回の研修の最初の内は緊張していましたが、自分の話したことを受け入れてもらう体験を通して、この場では思ったことをしっかりと表現しても良いのだと感じ、here & now でいることや等身大の自分自身でいる勇気が持てたと思います。このようなこともオープンダイアローグの醍醐味だと思いますし、それに触れる機会を頂けて良かったなと感じました。
前回の研修よりも、リラックスして参加できたと感じました。 ついつい、「明確な答え」や「ゴール」を求めてしまう自分がいて、ただ対話を続けることに意識を向けるのが難しかったです。 また、話すメンバーが異なるだけで、雰囲気がガラリと変わるのも面白いなと思いました。 参加者の方々は、目の前にいる人と、日々真摯に向き合っておられるのだろうなと感じましたし、お話を聴いたり、自分の話を聴いてもらう体験を通して、勇気付けられた気持ちになりました。 一番心に残った箇所は、「相手の関心に関心を示すこと」です。日常を振り返っても、自分が関心のあることしか、聴いていなかったり、質問しなかったりするなと思ったので、相手の関心に関心を示す態度や質問はどういったものか? 対話を続けるために、自分に何ができるだろうか?ということを、これからも考え続けていきたいと思います。 これからも、継続してオーブンダイアローグ等の研修会に参加したいと思っています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。本日は、ありがとうございました。
垂直方向の対話に関心を持ち、対話を重ねていました。 垂直方向だと自らの内なるものに注意を向けているはずなのに、場や対話にもとても集中できていた感覚が残っています。 不思議な感覚。 よく聴こえてよく見えるとき、対話もよいものになるのかも??そう思えた日でした。
今回もありがとうございました。
|
《33》 |
(株) BowLスタッフ サポートミーティング コーディネーター |
日 時 |
7月25日(火)15時30分〜17時30分 |
場 所 |
Zoomによる開催
|
内 容
|
BowLスタッフによるオープンダイアローグ的ミーティング。
|
参加者 | BowLスタッフ 9名。 |
メ モ |
毎月恒例のBowLのスタッフのサポート・ミーティング。今回のテーマはBowLを利用する研修員の方の家族にどのようなアプローチするかについて、リフレクティングを使いながら話し合いました。 |
《34》 |
MeeetU講座「アドラー心理学のお稽古」講師 |
日 時 |
7月25日(火)19時30分〜20時20分 |
場 所 |
Zoomによる開催
|
内 容
|
講義「認知論(=仮想論)とは何か?」 演習。
|
参加者 | MeeetUの受講者 約15名。 |
メ モ |
毎月恒例のMeeetUの「アドラー心理学のお稽古」シリーズ。今回はアドラー心理学の基本前提の1つ「認知論(=仮想論)」を取り上げて、講義と少しワークを行いました。 |
《35》 |
岩手県教育委員会主催 令和5年度中堅教諭資質向上研修講座 講師 |
日 時 |
7月27日(木)14時35分〜16時5分 |
場 所 |
アイーナ(いわて県民情報センター)7階「小田島組☆ほ〜る」 (岩手県盛岡市)
|
内 容
|
講義&演習「学校で活かす実効的なカウンセリング理論と技法」
|
参加者 | 岩手県内の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の教員 約563名。 |
メ モ |
毎年7月末恒例の岩手県の教員対象の「資質向上研修」で盛岡市のアイーナに行ってきました。もう場所も研修内容も定番となっているせいか、落ち着いてお話しすることができました。 |
《36》 |
ブリーフセラピー研究会主催「システムズアプローチとオープンダイアローグ」副講師 |
日 時 |
7月30日(日)13時〜18時 |
場 所 |
オンライン(Zoom)開催
|
内 容
|
講義「システムズアプローチとオープンダイアローグ」浅井伸彦氏(国際心理支援協会代表)がメイン講師。 途中のダイアローグとして八巻が参加。
|
参加者 | ブリーフセラピー研究会会員 約70名。 |
メ モ |
今年の1月から2ヶ月おきにオンライン開催された「システムズアプローチ」シリーズも今回が4回目。最終回となりました。5月に私が「システムズアプローチとアドラー心理学」を担当して、今回は浅井さんがメインで「システムズアプローチとオープンダイアローグ」というテーマで講義。その合間に浅井氏と私が講義を受けてダイアローグするという構成でした。講義内容を受けて私が素朴な疑問を浅井さんに問いかけるという感じでしたかね。 最後はずっと参加してくださった東豊先生(龍谷大学)も乱入(?)してくださって、盛り上がりましたね。乱入後の討論は、とても大切なことを話し合っていると思えたので、この続きをどこかでできるといいな〜なんて考えていましたね。 |
《37》 |
横須賀市教育研究所主催 コミュニケーション講座 講師 |
日 時 |
7月31日(日)13時半〜16時 |
場 所 |
ヴェルクよこすか・横須賀市勤労福祉会館 6階ホール (神奈川県横須賀市)
|
内 容
|
講義&演習「アドラー心理学から学ぶ 児童生徒・保護者とのより良いコミュニケーション」
|
参加者 | 横須賀市内と座間市内の小学校・中学校の教員 約190名。 |
メ モ |
横須賀市教育研究所の夏の研修は、3年ぶりに対面開催。久しぶりに横須賀市に行き、研修前はしっかり横須賀名物「海軍カレー」を食べて臨みました。暑い日でしたが、大勢の小中学校の先生が参加してくださいました。 |