2020年度 講演会・研修会の予定一覧

タイトルをクリックすると詳細リンクにとびます。

2020年 

6/14 「八巻の学外ゼミナール2020春」コーディネーター
6/21 「心理臨床家の集い2020春」コーディネーター
6/26 秋田県 新任生活保護査察指導員 研修 講師
7/5 一般社団法人国際心理支援協会主催「令和2年公認心理師現任者講習会」講師
7/7 秋田県 秋田県福祉事務所管理職員 研修 講師

7/14

岩手県総合教育センター長期研修講座養成研修コース 講師
7/21 岩手県総合教育センター長期研修講座養成研修コース
7/24 「八巻の学外ゼミナール2020夏」コーディネーター
7/27 岩手県教育委員会主催 令和元年度授業力向上研修(免許状更新講習)講師
8/2 「心理臨床家の集い2020夏」コーディネーター
8/3 武蔵野市教育支援センター教育相談員内部研修会 講師
8/9 第63回 日本心身医学会近畿地方会シンポジウム司会兼シンポジスト
8/18 かながわ福祉サービス振興会主催 かなふくセミナー講師
8/22 「八巻の学外ゼミナール2020夏」コーディネーター
8/28 母子生活支援施設むつみ荘施設内研修会講師
8/29 国際心理支援協会主催「心理臨床に関する自主シンポジウム」シンポジスト
8/31 岩手県総合教育センター長期研修講座養成研修コース 講師
9/1 岩手県沿岸相談室出張スーパーバイザー
9/5 「八巻の学外ゼミナール2020夏」コーディネーター
9/17 さいたま家庭裁判所調査官研修 講師
10/1~2 岩手県沿岸相談室出張スーパーバイザー
10/4 「心理臨床家の集い2020秋:オンラインによるオープンダイアローグ入門」コーディネーター
10/6 岩手県立総合教育センター長期研修生フォローアップ研修 講師
10/10 あずさ第一高等学校主催「こころの講演会」講師
10/11 オンラインけやき心理研究会講師
10/13 公認心理師 現任者講習会 講師(国際心理支援協会 主催)
   

2021年

   
   

2020年度 講演会・研修会のレポート


 

26

公認心理師 現任者講習会 講師(国際心理支援協会 主催)
日 時

2020年10月13日(火)14:10〜17:35

場 所 CIVI 北梅田研修センター(大阪府大阪市北区)
内 容 講義「保健医療・司法分野の法規と制度」「保健医療・司法分野の心理社会的課題と事例検討」
参加者 公認心理師試験の受験希望者 約80名

メ モ

 

 公認心理師試験の受験資格を得るための現任者講習の講師は、今年の夏にオンライン授業の録画をやって以来、対面での授業は去年の10月以来の担当。今回は大阪での開催でした。会場入りする前に、昼食はJR大阪駅近くの梅田食堂街で、しっかりお好み焼きを食べて腹ごしらえをしてから臨みました。 今回の内容は、保健医療と司法分野の法律・制度と事例検討の3時間。コロナ状況ではありましたが、いつものようにグループを作って、講義とマスクをつけてのグループ討議を織り交ぜながら進めていきました。
 事例検討は、いつになく参加者の皆さんだいぶ苦労していたようで、なんでだろうと思っていましたが、最後の方に意見を言ってくださった参加者の方が「心理って何をやるんだろう?」と率直な感想を語っていたのが印象に残りましたね。心理師としての事例の見立てや手立てを考えるという点について、もう少し踏み込んだ解説が必要になっているな〜という感じ。この現任者講習会に参加する方々は、そのような心理的ものの見方を見ていく途上にあるのだという自覚が講師として必要でしたね。その点はもっと準備をしていかなければ〜と反省させられました。

 

写真)梅田食堂街のお好み焼き

 

 


 

25

オンラインけやき心理研究会講師
日 時

2020年10月11日(日)13:00〜15:00

場 所 Zoomによる開催
内 容 事例検討
参加者 ルーテル学院大学大学院心理学専攻の卒業生4名

メ モ

 

 ルーテル学院大学のOGが定期的に行っている事例検討会に講師として呼ばれました。2年ぶりかな。前は武蔵境にある武蔵野プレイスという綺麗な会場で行ったのですが、このご時世でオンラインに。
参加者は少人数ではありましたが、その分、乳児院に勤める心理師の切実な事例について、しっかりと全員で検討できましたね。事例発表者である心理職の方は、時間的・マンパワー的な制約がある中で、しっかり事例に取り組まれていましたね。年齢が低ければ低いほど、その問題行動が、発達的なものから来るのか、情緒(愛着あ)的なものから来るものなのか、しっかり見立てないと対応の仕方が変わってくるんだな〜ということを改めて学びましたね。
 このような少人数の事例検討会は、心理職として定期的に行っていきたい学びの場だな〜とあらめて思いましたね。

 

 

【参加者からのアンケート】

・日常に使用できそうな「対話」、意識していこうと思いました。


・不登校の子に対する接し方のヒントになりました。本も購入させていただきます!


・子供が不登校になり、カウンセラーのアドバイスを受けたり自分なりに勉強したりしてきましたが、こんなにわかりやすく学ばせていただく事が出来、感謝しかありません。


・中学のスクールカウンセラーの先生からおすすめされて来ました。子どものため、と思っていましたが、自分自身のために行ってくるようにすすめられたのだと思いました。他の参加者の方とも お話できてよかったです。


・今日の時間ではまだ「うっすら見えてきた…」くらいの状態ですが、光が射した感じがしました。頭で考えて行動じゃない部分に、自然とストレスを減らす方法を取っていたんだと改めて理解できました。


・今日は参加させて頂きとてもよかったです。すぐに出来ることが多く、対話(うなずきや聞いているという態度)と「ありがとう、うれしい、助かる」という言葉がとても減っていたと思うので、意識して言っていこうと思いました。今から実践していきます。


・なぜ受け手の方だけに反応、応答を促すのか。対話であれば、相手も反応、応答して流動的に変化をさせてもいいのではと思った。


・非常にわかりやすく、すぐに実行できるものばかりでした。「心を整える」ことができたと思います。ありがとうございました。


・20年位前にアドラー心理学を知り、子育ての参考にしていました。今日のお話で現在の生活にも生かせることを実感しました。


・学校現場で子どもや保護者と関わる中でアドラーというワードが出てくることが多いです。なんとなくわかっているつもりだったのが理解として入っておらず、今日のお話で少しわかりました。


・今後、自分の人生に生かしていくことのできそうなお話をたくさん聞かせていただきました。自分にできることを探すところから自分の人生を再開していきたいと思います。

 


 

24

あずさ第一高等学校主催「こころの講演会」講師
日 時

2020年10月10日(土)10:00~12:00

場 所 あずさ第一高等学校 町田キャンパス(町田駅徒歩5分)
内 容 講演「コロナ状況でのライフスタイルを考える〜アドラー心理学からの提言」
参加者 あずさ第一高等学校に通学する生徒とその保護者と教職員など、24名

メ モ

 

 あずさ第一高等学校という首都圏に8つのキャンパスを持つ通信制、普通科の高等学校主催の「こころの講演会」に昨年に引き続いて依頼されました。昨年は大宮キャンパスでしたが、今年は町田キャンパスが会場。参加者は昨年より少し増えましたか。このコロナ禍で、このような心の態度で生活していくかという内容でお話ししました。途中何度か会話のワークを行いましたが、皆さんしっかりマスクをつけてやっていただきました。高校生と大人がワークの中で一生懸命会話している姿は、微笑ましい光景でしたね〜。 講演内容としては、タイムリーで悪くないと思いましたが、果たして参加者の皆さんには響いてくれたのでしょうか?

 

写真1)会場のあずさ第一高等学校 町田キャンパス

写真2)講師の机の前にはこのような透明の仕切りがありました。

 

 


 

23

岩手県立総合教育センター長期研修生フォローアップ研修 講師
日 時

2020年10月6日(火)9時15分〜16時半

場 所 岩手県総合教育センター4階第会議室
内 容 講義&演習「オープンダイアローグを学校現場に生かす」+事例検討
参加者 センター長期研修修了生34名

メ モ

 

 週末を挟んで再び岩手に。今回は総合教育センターの長期研修生のOB・OGのためのフォローアップ研修の講師担当。お題は午前中は「オープンダイアローグ」の講義と演習。そして午後は事例検討でした。
オープンダイアローグは初めて学ぶという方もいらしたので、丁寧に講義やワークを進めていきました。さすが長期研修を経験した学校の先生方だけあって、ワークの入り方はスムーズ。講義への質問も鋭いところがありましたね。午前・午後共に3時間の予定でしたが、午前中のボリュームは2日分の研修を凝縮したので、途中講義部分は駆け足になりましたね。ただ、その分ワークにしっかり時間を取れたのは良かったように思えました。
午前のオープンダイアローグについて参加者の理解が進んだように思えたので、午後の事例検討は急遽オープンダイアローグ形式で、主事の先生方にもお手伝いいただきながら行いました。こちらも中々良かったですね〜。事例提供者と私だけの二人の公開スーパービジョンという形ではなく、もう一人主事の先生も入ることで、オープンダイアローグで行われているリフレクティングトークを途中に何度も挟んでできる。このリフレクティングトークがじわりじわりときいてくる感じがありました。今後はこの形式の事例検討会を増やしていきたいと思えましたね!

 

写真1)グループワークをする参加者

写真2)前にはちょっとしたステージがあり、ここでオープンダイアローグをしました。

写真3)少し紅葉が始まりかけているセンターの裏手

 


 

22

「心理臨床家の集い2020秋:オンラインによるオープンダイアローグ入門」コーディネーター
日 時

2020年10月4日(日)9時半〜12時

場 所 オンライン(ZOOM)による開催
内 容 参加者の自己紹介。ミニ講義「オープンダイアローグ入門」。その後、参加者同士でリフレクティング・トークを行い、質疑応答や意見交換をするというゼミ形式で展開。
参加者 行政相談員、臨床心理士・公認心理師、薬剤師、大学院生、など8名

メ モ

 

 「心理臨床家の集い」を今回は「オープンダイアローグ」のテーマで行いました。参加者のほとんどが、もうZoom研修慣れしているメンバーだったので、安心して展開していきました。 タイトルは「入門」と銘打っているので、オープンダイアローグは初めてという方もいらしたので、丁寧に「オープンダイアローグについて」の講義をした後、簡単なウォーミングアップのワークを行い、オープンダイアローグで使う「リフレクティング・トーク」についても講義した後、私も含めて9名全員でオープンダイアローグを行いました。 3人組と6人組に分かれてリフレクティングしていきましたが、いや〜本当に段々と会話が広がる感じでしたね! その後のシェアリングでも色々と気づきがありました。ちょっと書き出してみると〜

・リフレクティング・トークでは断定や否定が禁止されていて、その分、疑問形にして語ることがススメられているが、その疑問形を聞いていても、受け手がザワザワする感じがあったこと。疑問形でも介入的な部分もありうる?

・対話はお盆に水の入ったコップを乗せるようなもの。自分だけのコップを乗せすぎたり、大きなコップを乗せすぎると、相手のコップをおくスペースがなくなる。お盆の方のスペースを広げるとというアイディアもあるがそれはどうすること?

・参加者のヨロイ(立場・地位など)は前もってはおろせない。対話していくプロセスでおろしていくしかない。

他にもいろいろな気づきを得られた2時間半でした。この形式のそれもこの人数の学びは面白いですね! 早速11月にも企画して実施したいと思います! 

 

 

 


 

21

岩手県沿岸相談室出張スーパーバイザー
日 時

2020年10月1日(木)〜2日(金)

場 所 岩手県大船渡市・大船渡一中。釜石市の釜石高校
内 容 中学校の教育相談担当のコンサルテーション。釜石高校教員研修で講話「震災時に小学校低学年だった子どもの心のケアについて」。釜石高校で生徒とのカウンセリングと教員へのコンサルテーション。
参加者 さいたま家庭裁判所 家事部勤務の家裁調査官23名

メ モ

 

 岩手県総合教育センターのスーパーバイザーとしての沿岸地区への出張相談室業務は今年2回目。今回は大船渡市と釜石市に訪問。
学校の先生方へのコンサルテーション・生徒へのカウンセリング・教員研修と色々なお仕事が目白押しでしたね。1ヶ月前に会った元気がなかった生徒が、元気になっていたのはとても良かった〜継続的でない単発のカウンセリングでもお役に立つことがあるんですね!
  教員研修は中々でディープなお題でしたが、終わった後で、副校長先生からもとても良かったとお褒めの言葉をいただいてホッと一安心。しっかり準備した甲斐がありました。
こうしてみると中々ハードなスケジュールでしたが、合間の地元でとるお食事がいい気分転換になりましたね。また3日後に今度は岩手県総合教育センターで研修。岩手の教育相談にしっかり貢献するぞ〜!!

 

写真1)大船渡第一中学校
写真2)ちょっと遠いですが、釜石港と釜石観音の後ろ姿。
社員3)釜石高校

 

 


 

20

さいたま家庭裁判所調査官研修 講師
日 時

2020年9月17日(木)13時半〜16時半

場 所 さいたま家庭裁判所 大会議室
内 容 講義&演習「面接技法研修」リフレクティング・プロセスによるロールプレイ
参加者 さいたま家庭裁判所 家事部勤務の家裁調査官23名

メ モ

 

 初めてさいたま家庭裁判所での面接研修を行いました。コロナ対策として段ボール製の仕切りを準備して大きな会場で参加人数を抑えての実施。研修担当者の配慮がしっかり行き届いていましたね。ありがたいことです。


 前半は「私が考える面接の基本」を講義とちょっとしたワークを行い、後半は簡単に事例を紹介していただいた後、その事例をベースにしたロールプレイを4人ずつに分けたグループ内で行なっていきました。オープンダイアローグで使われている「リフレクティング・トーク」を挟みながらロールプレイを行うという形式は、調査官の皆さんにとっては新鮮だったようですね。皆さんとても熱心に取り組んでおられました。私にとっても、3時間研修の1つのスタイルの手応えを感じましたね。

 

写真1)さいたま家庭裁判所の入り口

写真2)このような段ボール製の仕切りが準備されていました

 

 


 

19

「八巻の学外ゼミナール2020夏」コーディネーター
日 時

2020年9月5日(土)15時~17時

場 所 オンライン(Zoom)による開催
内 容 「日常に活かすアドラー心理学入門」その4:共同体感覚と勇気づけ。として参加者の自己紹介。動画鑑賞。その後、参加者同士で質疑応答や意見交換をするというゼミ形式で展開。
参加者 公務員・社会福祉士・相談員・大学院生など、10名。

メ モ

 

 この夏4回シリーズで行ってきたZoom外ゼミ「日常で活かすアドラー心理学入門」。最終回は10名という定員いっぱいの参加者。常連のメンバーとともに新しいメンバーも加わって、動画視聴と私の講義の後は、定番のリフレクティング・トーク形式の話し合いを2つのグループに分けて行いました。
話し合いでは、どちらのグループもまさにテーマのような「共同体感覚」に溢れた話し合いがなされていましたね。最後は10名+私の11名でフリートークにしましたが、参加者の皆さんの話し合いを見ている中で起こった以下の私の連想をまずはお伝えしました。
•「ヨコで生きていこうとする勇気」が大切
•相手のP要素をどう発見し、自らP砲を発射するか
•相手からのN砲に対してどうスルーするか、あるいはNを送る相手の中にP要素をどう見出すか?
•タテをヨコにしようとしない、尊重する
•より広い共同体から見て・その声を聞いて、意識的にタテになることも必要。
 そこからさらに参加者内でまた話が盛り上がって言ったように思えましたね。
時間を少し延長して、シェアリングできたのもじっくり振り返りができてよかったかな? 夏の終わりに充実した(愛に溢れた?)Zoom外ゼミができて、とても嬉しいですね!

 

写真)外ゼミ中のパソコン画面

 

 


 

18

岩手県沿岸相談室出張スーパーバイザー
日 時

2020年9月1日(火)〜2日(水)

場 所 岩手県総合教育センター〜釜石南高校〜大船渡高校
内 容 オンラインによる中学教員へのコンサルテーション。全日制高校の生徒へのカウンセリング。定時制高校教員の事例検討会の参加・高校教員へのコンサルテーション。
参加者 【生徒・保護者へのカウンセリング】高校生5名。保護者1名。【事例検討会】定時制高校教員約3名。【コンサルテーション】高校教員8名。

メ モ

 

 岩手県総合教育センターのスーパーバイザーとして、今年初めて沿岸地区への出張相談室業務を行いました。今回は釜石市と大船渡市に行ってきました。ただその前に、1日の午前中は岩手県総合教育センターに行き、陸前高田市の中学校とオンラインで結んで教員のコンサルテーションを行いました。その中学ではコロナ感染を防止するため今回はオンラインのコンサルを要望したためです。そのあと、車で沿岸部の釜石市へ移動。訪問するのは1年ぶりでしたね。
 学校によっては校長先生が変わると、教育相談への協力体制がガラリと変わるもの。1年ぶりとは言え、同じ先生方と事例検討をしていても、参加への主体的な態度が全然違いますね。そんな印象を持ちながらも、定時制高校の事例検討会のやり方は、とても丁寧に日々の先生方の生徒や保護者への対応を記録してきたものを開示しながら行っている様子を見学できました。この会は毎週行なっているとのことで、とても良い方法で行っているな〜ととても感心させられました。
 また今回の学校訪問では生徒とのカウンセリングが多かったのが特徴。普段から高校生ともカウンセリングをしていたせいか。スムーズに会話ができましたが、カウンセリングは今日1回のみという点が、いかに解決をその場で作るか少し難しさを感じましたね。 この出張相談室は、今年もあと3回実施する予定。生徒・保護者のカウンセリングや教員とのコンサルテーション、そして教員研修の担当など、多岐にわたっているので、しっかりと柔軟に対応していく必要がありますね。

 

 


 

17

岩手県総合教育センター長期研修講座養成研修コース 講師
日 時

2020年8月31日(月)9時半〜17時

場 所 岩手県総合教育センター2階 講義室
内 容 「オープン・カウンセリング」形式のワーク
参加者 岩手県総合教育センター長期研修生5名 +指導主事2名

メ モ

 

 岩手県総合教育センターの長期研修生対象の研修の3回目。岩手に前日夜から移動して今期の長期研修生とは初めて対面して研修を行いました。Zoom研修以来1ヶ月ぶりにお会いしたので、「この1ヶ月間について」お話しいただくウォーミングアップのワークから始めました。その後、前回同様研修生一人ずつ私のカウンセリングを公開で受けていただく「オープン・カウンセリング」形式の研修を行なって行きました。公開カウンセリング1時間とその後の振り返り・討論を約30分の形を2名の研修生に行いましたが、どちらのカウンセリングを受けた方も終了後はすっきりとした感じの表情をしていましたね。カウンセリングの中で私なりにいろいろな配慮や工夫を行なったせいか、討論の時間は受講した研修生からは次々と質問の嵐で、それらに1つ1つ丁寧に答えていきました。途中でミニワークでも入れようかなとも思っていましたが、そんなスペースがないほど、どんどんと質問が出たので、それはそれで良い研修になったのではないかなと思います。
 次回はいつになるかまだわかりませんが、またどのようなカウンセリングの体験と学びになるか楽しみですね!

 

写真1)岩手県総合教育センター

写真2)長期研修生と一緒に

 


 

16

国際心理支援協会主催「心理臨床に関する自主シンポジウム」シンポジスト
日 時

2020年8月29日(土)14時〜15時20分(アドラー)。16時〜18時(ダイアローグ)。

場 所 Zoomによる開催
内 容 いずれもシンポジウム形式。タイトルは「心理臨床実践におけるアドラー心理学マインドの重要性」と「傾聴とダイアローグの基礎スキルとは?」
参加者 公認心理師、臨床心理士、医師、保健師、看護師、社会福祉士、精神保健福祉士、キャリアコンサルタントなど対人援助職の有資格者、あるいは、公務員(職業的に守秘義務を有する者)。アドラーシンポは参加者93名。ダイアローグシンポは参加者241名。

メ モ

 

 毎年恒例の心理臨床学会の自主シンポがコロナのせいで中止になったので、その代わりに国際心理支援協会が中心になって企画された自主シンポジウム2つにシンポジスト(1つは企画)として参加しました。


 1つはアドラー心理学の「臨床思想」について考えるもの。私が企画した内容であったにもかかわらず、私自身も準備に苦労しました。心理の専門家にいかに「臨床思想」を考えていくことの大切さを提案するか、まだまだ自分の中に臨床思想がストンと落ちていないことが、逆に自覚できたように思います。もっともっと思索を重ねていく必要があると痛感しましたね。他の2人のシンポジストは私からの「臨床思想・マインド」というコンセプトにしっかりと答えてくれていましたが、3人同士の討論の絡み合いは少し弱かったでしょうか。ちょっと打ち合わせ不足の感じがあったかもしれません。いつかもっと議論が深まるようリベンジしたいと思いました。


 もう1つのシンポは、ロジャースの理論とオープンダイアローグのそれを比較検討するという企画。国際心理支援協会代表の浅井さんと2人で対話しながら進めるという感じでした。こちらは浅井さんの企画なので、私は良い意味で「受け身」で参加できたせいか、先ほどシンポと違って、最初の浅井さんのプレゼンを聴きながら対話を展開できたので、2時間があっという間でした。チャットによる参加者からの質問や意見もたくさんあって、それに1つ1つコメントするのも楽しかったですね。2人のシンポジストと参加者と良い対話ができたように思えました。


 2つのシンポに参加して、最初のアドラーは少し力みすぎたかな〜という反省も出てきました。もっと参加者の質問・意見を取り入れて展開することを考えてもよかったですね。でも夏の終わりのイベントとして、楽しくかつ考えさせられた思い出に残るシンポジスト体験となりました。

 

 


 

15

母子生活支援施設むつみ荘施設内研修会講師
日 時

2020年8月28日(金)10時半〜14時半

場 所 むつみ学習支援センター3階(埼玉県戸田市)
内 容 講義&演習「家族支援に役立つみかた」+事例検討会
参加者 社会福祉法人むつみ会職員+実習生15名

メ モ

 

 駒澤大学を13年前に卒業した私のゼミ生が、臨床心理士として勤めている社会福祉法人の職員研修に呼ばれて講師を担当してきました。埼玉県戸田市にある社会福祉法人ですが、母子生活支援寮だけでなく、保育園、病児保育室、学習支援センターなど様々な複合施設があるしっかりとした組織でした。職員研修もコロナの前は年6回やっていたとのこと。素晴らしい職場環境ですね。

 

 研修は「家族支援」というテーマで、午前中は講義(+演習)、午後は実際の事例で事例検討を行いましたが、職員の皆さんとても熱心に参加されていて、質問も気持ちが良いくらいどんどん出てきて、私も講師として気持ちがのりましたね〜! お昼休憩では理事長や一部の職員と一緒にお弁当を食べながら談笑。母子生活寮の支援のいろいろな状況などもお聞きできました。

 

 元ゼミ生も一生懸命働いている様子が伝わってきて、元指導教員として成長した教え子の姿を見て嬉しかったですね〜。こんな風に元教え子に職場研修で呼ばれるのは、とても幸せなことですね。

 

写真)研修会場の入口に嬉しい看板が〜

 


 

14

「八巻の学外ゼミナール2020夏」コーディネーター
日 時

2020年8月22日(土)・23日(日)ともに15時~17時

場 所 オンライン(Zoom)による開催
内 容 「日常に活かすアドラー心理学入門」その2:劣等感と劣等コンプレックス。その3:対人関係論・承認欲求と課題の分離。として参加者の自己紹介。動画鑑賞。その後、参加者同士で質疑応答や意見交換をするというゼミ形式で展開。
参加者 公務員・社会福祉士・作業療法士・相談員・大学生など、その2は7名、その3は5名。

メ モ

 

 好評につき、「日常で活かすアドラー心理学入門」シリーズを4回やることになりました。その2回目と3回目をこの土日連続で実施。今回も「100分de名著」というTV番組の動画を見てから簡単な講義、そして参加者のディスカッションと展開していきました。前回の参加者の一人からのアドバイスで、ディスカッションの時間は参加者を2つのグループに分けて「リフレクティング・トーク」の形式でやってみたところ、最初は少し緊張気味の参加者も少しずつ自らお話しすることでほぐれてきて、最後の全員でのフリートークは和やかなムードになったのは、2日間とも同じでしたね。参加者には感想メールをお願いしたところ、早速届いたので、いくつか紹介します。


「初めは少し緊張していたのですが、とても分かりやすい丁寧な解説動画と、みなさんの温かい雰囲気 があり緊張を忘れることができました。そして外ゼミ、心理学に対する意欲あるグループもまた自分のモチベーションにも繋がりとても充実した勉強を させて頂きました。ありがとうございました。グループで対話し一人一人の意見を尊重しながら進めていく 今回の八巻先生の外ゼミの形は、より個人的な深い話題に入りやすく、また参加者の意見を聞くことで自分も新たな 発見もでき、とても素晴らしい ワークだと感じました。」


「ありがとうございました。2時間があっという間で驚きました。皆さんそれぞれの生活や現場経験などのお話から、同じような経験や思いをされていることやそれを自分なりに力に変えているということに驚き、また勇気づけられました。仕事や子育てでは「他の子と比べない」「今できていることに目を向ける」「それまでのその子自身と比べて成長を言葉で伝える」ということを意識してきました。保育ではそのように学びましたし、自分はそれができる大人に(親に)なりたいと思っていました。こどもにとってとても必要なことだと体感してきました。それでも自分自身のことになるとなかなかうまくいきません。アドラーを知って、「課題の分離」と「劣等コンプレックス」という言葉にインスピレーションを覚えていたので、今回のゼミで体感ができてよかったです。奥深さも感じ、学び続けたいと思いました。」


他にもいくつか感想メールをいただきましたが、この外ゼミという研修の形は、参加者に染み入る学びを提供できたかな〜と思えるものばかりでした。これからもボチボチと続けて行こうと思いましたね!

 

写真)外ゼミ開始前のパソコン上画面

 


 

13

かながわ福祉サービス振興会主催 かなふくセミナー講師
日 時

2020年8月18日(火)10:00~16:00

場 所 ウィリング横浜 9階 902研修室(京急電鉄:上大岡駅)
内 容 講義&演習「対人関係を改善する!アドラー心理学によるアプローチ」アドラー心理学を活かした対人援助・相談支援のポイントとヒント
参加者 介護福祉関係事業所の職員等13名

メ モ

 

 昨年に引き続き、神奈川県内の福祉関係の事業所に勤める方のための研修を企画している振興会に呼ばれて、アドラー心理学の研修をしに横浜まで行ってきました。コロナの影響で、昨年と比べて参加者は半減。机1つに一人が座り、会話のワークは禁止。自分の研修の売りの1つの研修内「対話」ができないということで、どうしようか悩みましたが、私の講義の後、参加者に「自己内対話」をしてもらって、質疑応答をするという時間を増やしてみました。これまでの研修の展開の仕方と少し勝手が違ったので、時間配分が少々うまくいかなかったかな? 依然と続いているこのコロナ状況の中、対話のワークはしにくいのは当然なので、もっと参加者が質問をしやすい雰囲気作りや工夫をして、質疑応答の時間をもっと充実させる方法をしっかりと考えていきたいですね。

 

 

【受講生のアンケート】


『いろんな意味で人が変わらなければ、自分を変えていかなければと思いました。今日勉強した事を心にとめて、これからも介護の仕事を続けていこうと思います。有難うございました』


『良い人間関係のための4つの要素の大切さを改めて理解できました。 日常によく聞く言葉だが、一つ一つを分析し、説明を聞いて、対人関係を今まで以上によくしたいと思います。 今まであまり対話を持てなかった人とも、今日の講義で学んだことを活かして付き合っていきたいと思います』


 

12

第63回 日本心身医学会近畿地方会 特別企画シンポジウム 司会兼シンポジスト
日 時

2020年8月9日(日)15時40分〜17時40分

場 所 兵庫県医師会館 2階 大会議室(兵庫県神戸市中央区)
内 容 特別企画「アトピー性皮膚炎のコラボレイティヴシンポジウム〜経験を語り、語りを聴く、そしてみんなで考える」
参加者 心身医学会会員、一般市民にも公開。参加者は約90名。

メ モ

 

 このシンポジウムは、本来は今年の3月に行う予定だったシンポジウムでしたが、コロナのせいで延期になり、感染症対策をしっかりと講じて、この8月に開催となりました。当日、私は午前中に東京から移動し、私なりの感染症対策の1つ、しっかりと神戸の美味しい洋食屋で昼食をとってから(笑)、会場入りしました。広い会場でしたが、感染症対策で参加者の座席は2つおき。シンポジストももちろんマスクをつけて、シンポジストの間にはビニールシートが貼られるという厳重な体勢でした。いや〜スタッフの皆さん、感染症対策本当にご苦労様です!

 

 このシンポは大会長の清水良輔先生(皮膚科しみずクリニック)に企画によるものですが、4つのルールが最初に示されました。それは「①先生と呼ばずOOさん。②他者の意見を否定しない。③時間遵守(シンポジストは原則10分の発表時間)。④決して指導しない。」というもの。最初に清水先生いや清水さんからこのシンポジウムの趣旨説明があり、熱く語る清水さんの言葉からのこのシンポジウムにかける想いが伝わってしました。シンポジストはアトピーの当事者が3名、アトピーの治療者が2名で、それぞれの体験を語っていただきました。私は司会進行役として、発表者の邪魔をしないよう、そしてその後の会場の参加者からのコメントが出てくるよう、雰囲気作りを心がけながら、進行(+時々コメント)していきました。裏ルールで「発表ではパワーポイントを使わない」というのもあったので、何人かのシンポジストは戸惑っていましたが、かえってシンポジストの「語り」の部分が強調されて、お一人お一人の話を実感を持って聴けたように思えましたね。シンポが進むうちに色々なキーワードが浮かび上がってきて、「主体性」「心の態度」「希望」「対等」などなど、アトピー性皮膚炎の治療にとどまらず、心理療法の本質に迫るような議論ができたようにも思えました。終了後も参加者からは、とても良い感想をたくさんいただけましたね。私も役割を無事に果たせたようで終了後はホッとしました。主催者からのお願いもあり、シンポ後の打ち上げ・宴会は無しにして、私は一人で神戸の夜を楽しみました。

 

写真1)シンポ前のお昼はヘレビーフカツ定食。美味しゅうございました!

写真2・3)シンポジウム前の準備。シンポジストの間にビニールシートが設置されています。

 


 

11

武蔵野市教育支援センター教育相談員内部研修会 講師
日 時

2020年8月3日(月)10時〜12時

場 所 武蔵野市役所西棟4階413会議室
内 容 講義&演習「家族をアセスメントするポイント〜家族療法のものの見方」
参加者 武蔵野市教育支援センター教育相談員12名

メ モ

 

 昨年6月以来の武蔵野市の教育相談センター相談員対象の研修。昨年と同じような炎天下の中、JR三鷹駅から20分ほどかけて歩いていきました。暑かったけれど、気持ちの良い道でしたね。

 昨年はブリーフセラピーの基本をやりましたが、今回は家族療法の基本とシステムの見立て方を講義と演習も含めて行いました。何となく全体的には昨年より質問が活発には出てこなかったですが、家族療法の考え方に食いついてくださったように思えた受講者の方が3名ほどいたようで、その3人からはポンポンと質問が出ていましたね。家族療法の基本的な考え方(システム論)とシステムの見方の1つとして、「システム・ピクチャー」をいうものを事例を通して書いてもらったりして、内容としては悪くはなかったかと思いますが、少し説明のテンポが早かったかな。

 帰りも三鷹駅まで歩きながら、お昼は三鷹駅近くで夏バテしないよう(?)ガッツリ中華を食べて帰りました。やはり夏は町中華ですね!!(いや、いつでもか〜笑)

 

写真)センターがある武蔵野市役所

 


 

10

「心理臨床家の集い2020夏」コーディネーター
日 時

2020年8月2日(日)10時〜12時

場 所 オンライン(ZOOM)による開催
内 容 参加者の自己紹介。ミニ講義「臨床に活かすアドラー心理学入門」。その後、参加者同士でリフレクティング・トークを行い、質疑応答や意見交換をするというゼミ形式で展開
参加者 小児科医、臨床心理士・公認心理師、など6名

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 6月に引き続いて、心理臨床専門家のための「集い」を行いました。6名の専門家が参加してくれました。その中には一緒に本を執筆した仲間や10年ぶりにゼミの教え子も参加してくれたのは嬉しかったですね〜! 今回は「臨床に活かすアドラー心理学入門」というテーマ。まあ私自身の永遠の(?)テーマですね! 前回より講義を少し長めの時間に設定して今の自分の考えを盛り込みました。私の講義と参加者のリフレクティング・トークなどを通して、参加者と濃密な対話ができました!。参加者の感想から色々な学びを列挙すると〜


・アドラー心理学を臨床実践に適用するためには、「個人」だけにとどまる原因論から「関係性」を重視した目的論へのセラピスト側の切り替えが重要! その切り替えをどう作るかがポイント。


・ライフスタイルを臨床で使うときは「あなたは○○だ」と診断的に決めつけないように注意する必要がある。それでは対話が止まってしまう。そうではなく「もしかすると○○かもしれない」と柔らかく提案し、それを聞いたクライエントがどう思うかが大事。その余地を残さないと対話にならない。セラピストはあくまでも仮説として提案し、そこから対話を始める。二人の間での認識の共有(共有言語づくり)をして行くというスタンスが大事。「お盆に(小さな)コップを乗せる」ように意識し、対話の場を壊さないようにする。お盆に大きなコップをドンと乗せると、もうお盆にスペースは残らず、そこで対話は終わってしまう。


 参加者からは「最初の八巻先生のプレゼンにものすごい熱量を感じました。きっと今までにない、新しい理論の展開の萌芽があるような気がします。何年か経って、その萌芽に立ち会えたことを自慢できる日が来るのを楽しみにしています。」という嬉しいお言葉もいただきました。そうですね。このアドラーの臨床実践をもっと発信していこうっと!  

 

写真)Zoom研修の様子。

 


 

9

岩手県教育委員会主催 令和元年度授業力向上研修(免許状更新講習)講師
日 時

2020年7月27日(月)14:35〜16:05

場 所 アイーナ(いわて県民情報交流センター)小田島ほ〜る(岩手県盛岡市)
内 容 授業力向上研修講座 講義「学校で活かす実効的なカウンセリング理論と技法」
参加者 岩手県内の小・中・高・特別支援学校の現職教諭、養護教諭、栄養教諭、など約400名。

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 また今年の夏も岩手県の教員対象の更新講習を担当してきました。岩手県はコロナ感染者ゼロという状況にもかかわらず、東京からの講師をちゃんと岩手まで呼んでくれました。ありがたいことです。もちろん研修中はマスクをつけてお話しさせていただきました。ソーシャル・ディスタンスのために会場はいつもの半分の参加人数。もう半分は別室でサテライトで行うという形でした。それでも全部で400名近くの方が聞いているので、やはり熱気はありましたね。グループ・ワークに乗ってこない参加者が一部いて、研修中も「どうしようかな〜彼らに何かできないかな〜」と自問自答していましたが、最後に「ワークしないとわからないことはあるもの。今日はやらなくても現場では是非試してみてください」とだけ言いました。う〜ん、もっと良い言い方があったかな? 

 

写真1)研修前に食べた冷麺と焼肉

写真2)アイーナの全景

 


 

8

「八巻の学外ゼミナール2020夏」コーディネーター
日 時

2020年7月24日(金祝)10時~12時

場 所 オンライン(ZOOM)による開催
内 容 「日常に活かすアドラー心理学入門」参加者の自己紹介。動画鑑賞。その後、参加者同士で質疑応答や意見交換をするというゼミ形式で展開。
参加者 公務員・社会福祉士・作業療法士・相談員など7名

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 ZOOMによる研修も今回で3回目。だいぶ運営と進行には慣れてきました。ありがたいことに、今回の「外ゼミ」も濃いメンバーが集まってくれました。それだけ学びが多かった。 終了間際に参加者の皆さんに「後でメールで感想を〜」とお願いしたところ、すぐに何人かの方からいただけました。それを読むのも勉強になりましたね。それも含めて振り返って見ると〜。

 

・過去の出来事は「客観的事実」と「主観的事実」を分けられる。前者は変わらないもの、後者は変わっていくあるいは変えられるもの。アドラー心理学によるカウンセリングも後者を主に扱うのかも。

・オンラインでのフリートークは「いかに率直に語り合える場を作るか」がポイント。そのためのアイスブレイクの時間は重要。

・参加人数が多くなればなるほど、語りの時間が短くなるのは当然。参加者全体をグループに分けて、リフレクティング・トークをやるとか、ブレイクアウト・ルームを使うなどして、場全体で「話す」と「聞く」を分ける機会を持つようにする工夫が必要。

・Zoomはホストが終了すると同時にチャット機能も使えなくなる。参加者が研修の余韻などに浸るために、ホストはすぐに終了にせず、何分間か残しておくという工夫も良いかもしれない。

 

 コーディネーターとして「仕切る」難しさとともに「オンライン研修における配慮と工夫」はまだまだ考える必要があると感じた外ゼミでしたね。

 

 


 

7

岩手県総合教育センター長期研修講座養成研修コース
日 時

2020年7月21日(月)10時〜12時

場 所 ZOOMによる開催
内 容 「オープン・カウンセリング」形式のワーク
参加者 岩手県総合教育センター長期研修生5名 +指導主事1名

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 岩手県総合教育センターの長期研修生対象のZOOMによる研修の2回目。今回から「オープン・カウンセリング」形式の研修が始まりました。「オープン・カウンセリング」とは、研修生ひとりずつ公開で私のカウンセリングを受け、それを他の研修生も観察しながら、カウンセリング後に討論するというもの。討論では、みんなで「カウンセリングでどんなんことが起こっていたか?」「セラピストの配慮や工夫はどのようなものだったか?」などについて、質疑応答も含めて討論していきます。3年前からこの長期研修生の研修で取り入れていますが、今回は対面ではなく初めてZOOMカウンセリングで行いました。お一人の研修生が名乗り出て、自分の「不安」について語ってくれました。60分きっちりとカウンセリングした後、皆で討論しましたが、研修生は皆初めて観るカウンセリングにいろいろな感想を持ったようですね。研修後に指導担当の先生から以下のような感想メールが届きました。

 

「本日は、貴重なご講義をいただき、ありがとうございました。本日の研修生の日誌から…『八巻先生の講座は圧巻だった。プロのカウンセラーの実力のすごさにただただ驚いた。60分のカウンセリングをカウンセラーとして実演していただき、面接開始から明確化、探索、統合、終結への流れが神業のようであった。Clをを追跡しながらそれでもしっかりと導いて解決までもっていく プロのカウンセリングを目の前でみせていただき感動的でもあった。今ここを積み上げ、積み上げ、上からさらに今ここの状況をとらえる。視界を広げていきたい。』 様々な視点から、学びを共有することができました。本当にありがとうございました。」

 

 まあ〜良い研修になったのではないかと思いますね。次回は8月末、また楽しみですね〜!

 

写真)カウンセリング後の討論の様子。

 


 

6

岩手県総合教育センター長期研修講座養成研修コース 講師
日 時

2020年7月14日(火)15時半〜17時

場 所 ZOOMによる開催
内 容 「自己紹介のお時間」のワーク
参加者 岩手県総合教育センター長期研修生5名

メ モ

 

 この岩手県総合教育センターの長期研修生とは、応募採用された岩手県内の教員が、1年間にわたって、センターにおいて「カウンセリング・教育相談」の研修を受けるというシステム。5年ほど前から私も数日間の研修をお手伝いするようになりました。研修生は毎年変わるので、今回は今年度の研修生と初めての(ZOOM上での)顔合わせ。最初は少々緊張感もありましたが、得意の「自己紹介ワーク」を行ったところ、次第にほぐれて最後の方はほのぼのとした雰囲気になりましたね。5人のメンバーも自己紹介を通してバライティーな方々がそろったな〜という印象。次回からは「ラーメン屋になるならラーメンを食べろ理論?」のもと、研修生全員が私のライブ・カウンセリングを受けるという形式で研修を進めていく予定。いや〜今から楽しみですね。

 

 


 

5

秋田県 秋田県福祉事務所管理職員 研修 講師
日 時

2020年7月7日(火)10:40〜15:30

場 所 ZOOMによる開催。参加者は秋田県社会福祉協議会館7階研修室
内 容 講義&演習「管理職者による部下への支援のあり方 ~適正な業務運営のために~」
参加者 秋田県・市福祉事務所の新任の福祉事務所管理職員 4名

メ モ

 

 秋田県内の福祉事務所管理職員(所長や課長など)ももう5年くらい続けてやっていますかね〜 ただ今年はコロナの影響で、私だけZOOMで東京から参加で、受講生は秋田の社会福祉協議会会館内の研修室で受講するというスタイルというパターンは先月の査察指導員研修と同じ。やはり先月に続いて2度目ということもあり、今回はこなれてきた感じでしたね。この研修はいかに日頃の苦労を「ざっくばらんに」語り合ってもらうように雰囲気を持っていくか、がポイント。うん、今回もまあ〜うまくいったかな? 数日後にきた研修の担当の方からのメールには、「先日は、課題別オンライン研修御指導ありがとうございました。査察指導員の方々と同様に、「違和感なく受講でき、楽しかったです」との感想を頂戴しております。とはいえ、直接講義を受けたかったです、とのコメント付きでした。」とのこと。まずまずかな〜?

 

写真)研修中のパソコン上の画面

 


 

4

一般社団法人国際心理支援協会主催「令和2年公認心理師現任者講習会」講師
日 時

2020年7月5日(日)と10日(金)いずれも11:00~17:00

場 所 5日はTriumph+02 Bldg. 2F(東京都 新宿区 若葉 2-2 :JR中央・総武線 四ツ谷駅 徒歩6分)。10日は 東京都 港区 赤坂 3-8-8 赤坂フローラルプラザビル 3階
内 容 「公認心理師の職責」「主な分野(司法・犯罪)に関する制度」「主な分野(司法・犯罪)に関する課題と事例検討」の講義の録画作業
参加者  なし

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 コロナの影響で、毎年行われていた公認心理師現任者講習会は、オンライン動画で行われることになり、今回はその動画録画の2日間の作業。初めて講義の動画を撮るということで、ちょっと勝手が違いましたね。例えば、オンラインなので、いつもの講義で得意とするグループディスカッションができないとか、時間が限られているので、つまらない冗句や雑談は言えない!?など、いろいろ戸惑いはあったかな。その代わり、噛んでしまったり、ちょっと言い過ぎても、取り直しがきくのはよかったかな? 面白い機会だったけれど、私はやっぱりライブが好きなんだと改めて自覚しましたね。

 

写真)撮影スタジオの様子。

 


 

3

秋田県 新任生活保護査察指導員 研修 講師
日 時

2020年6月26日(金)10:00〜15:00

場 所 ZOOMによる開催。参加者は秋田県社会福祉協議会館7階研修室。
内 容 講義&演習「査察指導員によるスーパーバイズについて」
参加者 秋田県・市福祉事務所の新任の生活保護担当査察指導員 7名

メ モ

 

 毎年恒例の生活保護の査察指導員(スーパーバイザー)の研修。今年はコロナの影響で、私だけZOOMで東京から参加し、受講生は秋田の協議会会館内の研修室で受講するというスタイル。初めてのスタイルの研修で、どうなるか少し心配でしたが、なんとかスムーズにできましたね。 内容は昨年と同じように講義は極力少なめにして、最初から丁寧に「自己紹介ワーク」から始めました。参加者が自己紹介しながらフリートークを中心に展開するというものですが、途中休憩を挟みながらも、自己紹介ワークだけで午前中の2時間半を費やしました。ZOOMであっても昨年同様、参加者一人一人が自己紹介していくたびに次第に硬かった雰囲気もほぐれていくのを感じましたね。参加者の「質問力」も鍛えられましたし、とてもよかった!
 午後からはこちらも昨年と同じように「聖域なき質疑応答の時間」を行いました。参加者自らテーマと会話の仕方を選んで、お昼休み時間中に自分がプレゼンするテーマとそれに対する会話方法を参加者からお昼休み中につのり、それを事前にメールで送ってもらって、それを見ながら午後の研修を展開していきました。 選ばれたテーマはやはり生活保護の仕事をやっていく上での現場ならではのものばかり。今回はスーパーバイザーの研修らしく、若手のケースワーカーにどう対応したら良いかというものが多かったですね。午前中のセッションですっかり会話になれた参加者の皆さんから積極的な意見も出てきて、まさにオープンダイアローグ的な雰囲気の中、進行していきました。「ここだけの話ですが〜」というセリフも参加者から多く出て、次第に安心・安全の空間が作られて、その中で現場の苦労を互いに語り合う場になっていったように思えましたね。
  生活保護という難しい現場の方のニーズにかなった研修の1つのあり方を作ることができたように思えました。それは、一方的な講義ではなく、参加者一人一人の声をオープンダイアローグしていくことなんだな〜とあらためて強く思いましたね。

 

 


 

2

「心理臨床家の集い2020春」コーディネーター
日 時

2020年6月14日(日)10時~12時

場 所 オンライン(ZOOM)による開催
内 容 参加者の自己紹介。ミニ講義「オンライン・セラピーの配慮と工夫」。その後、参加者同士で質疑応答や意見交換をするというゼミ形式で展開
参加者 臨床心理士・公認心理師、公務員、大学院生など5名

メ モ

 

 心理臨床の専門家がZOOM上に集まって語り合う「心理臨床家の集い」というゼミにような研修の場を開催。今回のテーマは「オンライン・セラピーをめぐって」。このコロナ情勢の中、私自身もそれまではスーパービジョンだけ実施していたオンラインSVをカウンセリングにも実施するようになり、その体験から気づいたことについて、ミニ講義をさせてもらいました。 その後は参加者が自由に語り合うというオープンダイアローグ的な展開でしたが、やはり参加者からはいろいろなアイディアが次々と出てきて、いや〜オンラインでのセラピーの可能性が広がった感じですね。やはり、対面のカウンセリングとは違う次元のセラピーが展開されているんだというセラピストの「意識」は重要なんですね。セラピーに限らず、このようなZOOM研修の可能性も広がりました。今後どんどんやっていこうっと!

 

 


 

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「八巻の学外ゼミナール2020春」コーディネーター
日 時

2020年6月14日(日)10時~12時

場 所 オンライン(ZOOM)による開催
内 容 参加者の自己紹介。ミニ講義「コロナとのアドラー心理学的関わり方」。その後、参加者同士で質疑応答や意見交換をするというゼミ形式で展開。
参加者 臨床心理士・公認心理師、公務員、大学院生など4名

メ モ

 

 オンライン(ZOOM)による研修を初めて企画して実施してみました。 このコロナ情勢の折、予定していた講演や研修が次々と中止になっている中、「この情勢の中で、何かできることはないか?」とこの3ヶ月間ずっとモンモンと考えていました。スーパービジョンやカウンセリングでは、少しずつオンライン(LINEやZOOM)によるものをすでに始めていましたが、研修はまずはいくつか他のオンライン研修を受講してみて、その上で自分なりにZOOM研修の形式はどのようなものが良いのかを考えてみました。結論としては、参加人数は少人数に抑えて、できるだけ相互交流ができるゼミのような型式がベターかなと思い、まずは以前からやっていた「学外ゼミナール」をZOOM研修で展開することにしました。 いざやってみると、参加者に恵まれて、後半の討論(聖域なき質疑応答の時間)ではいろいろ身になる意見が出てきて、むしろこちらも勉強になりましたね。
 来週は専門家向けの同じようなゼミ形式の「集い」を行う予定。こちらも楽しみです。