「セラピストに必要なスピリチャリティ」

 この「オンライン・インタビュー」は、日曜日や休日などの午前中2時間で、臨床心理学を中心としたさまざまなテーマ・内容で、オンライン上で講師にインタビューをしていくという企画です。
　今回の「オンライン・インタビュー2023冬」は、著名な家族療法家であられる東豊先生（龍谷大学教授）に「セラピストに必要なスピリチャリティ」と題して、お話ししていただきます。インタビュアーは八巻（SYプラクティス）が担当します。
　東先生はこれまでの「システムズアプローチ」を主軸に置いて家族療法の実践をされ、「鳴門の渦」「虫退治」などオリジナルな技法を駆使し、その鮮やかな臨床実践から天才セラピストと称されてきています。セラピーはもちろん、研修でも非常にわかりやすく腑に落ちる教えを提供してきました。

 近年は「P循環療法」と命名してこれまでの臨床実践を洗練させるにとどまらず、「セラピーに役立つならば何でも取り入れる」というプラグマティズムの精神で、スピリチュアル領域を取り入れた臨床実践を行なってきて、その成果は最新著作「新しい家族の教科書」（遠見書房）で示されています。

今回のインタビューでは、そのスピリチュアルに焦点を当て、現在の東先生が考える「セラピストに必要なスピリチュアリティ」というテーマでお話を伺いたいと思います。

   この「スピリチュアリティ」という一見怪しい（？）テーマを、東先生がどう語るのか、東先生から学べる格好の機会となるでしょう。

 参加資格は問いません。対人援助職として「スピリチャリティ」をどう考えるのかについて興味・関心のある方、など、どうぞご参加ください。