キャンセルが出たため、1名のみ参加者を募集します。

　2022年度も、オンラインによるオープンダイアローグ体験の研修を、季節ごとに行なっていきます。

　「2022夏」の今回は、7月24日（日）の9時半〜12時半の3時間にわたって開催いたします。
　オープンダイアローグにおける唯一の技法でもある「リフレクティング・トーク」は、対人援助職がしっかりと身につけておきたい、そして常日毎から磨き続けていきたい、とても大切な「対話のためのスキル」です。
　それは、対話のスキル（＝技術）ということに留まらず、対人援助職・臨床家のような「自分自身を使う」職業の方にとって、自分の目前の「対話」する相手に対する「臨床的距離感」や自分自身のスタンス、何よりも「自分自身を使う能力」を整えていく作業、あるいは「手法」でもあると言えるでしょう。例えて言えば、料理人が丁寧に道具である包丁を研ぐように、対人援助職が道具である自分自身を「磨く・研ぐ」体験と言えるかもしれません。

　しっかりとその体験を深めていくことを重視するため、この研修では、参加人数は8名に限定して行います（先着順！）。
　参加者には、オープンダイアローグに関する知識については、事前に以下にお示しする参考書を読んでおいていただき、この研修では、知識よりもともかく「リフレクティング・トーク」を体験しながら、自らの「対話力」を磨くことを目的とします。もちろん基本的な知識の講義も行います。
　参加資格は特にありません。自分のコミュニケーション・スキルを磨きたい方、オンラインによるオープンダイアローグ的なミーティングを体験してみたいという方、オープンダイアローグとはどんなものか知りたい・体験したい方、ぜひご参加ください。